せっかく今日の0時に更新した記事で良い動画を見つけたのでその勢いで書いております。どうも!
Buddy Rich
世界一のドラマーです。しかしなかなか、特に日本では彼は正当に評価されておりません。そうなんです。なかなか彼の凄さが伝わっていないのです。なのでBuddy Richの信者である僕がめっちゃBuddy Richについて語りたいと思います。断言しましょう!後にも先にもBuddy Richが史上最高のドラマーです。彼を超える人間は居ないでしょう。
実は彼いちど心臓病で入院して医者にドラムをやめるように言われております。1959年でしょうか、彼が心臓病で入院をしたのは。もうね。おじさんやんちゃなんです。医者にドラムやめろって言われたのに退院した瞬間にドラムを再開します。それほどまでにドラムを愛していたのです。凄いですよね。
見てください!これ1982年のアメリカNYでのStatler Hotelでのライブの映像ですよ!心臓病でぶっ倒れてから20年以上だっているのです。それなのにこのストロークです。彼は常に力強く歯切れの良いアタックのある音で演奏します。絶対に音を置きに行ったりしません。それでライブ1本もつって凄い事ですよ。
この歳のおじいちゃん(1917年生まれ)がライブで1曲通してこんな全力のドラム叩けるってどうかしてます。音圧も若い頃から遜色ないんですから!
先ほどの映像もう一回みてください!こんだけ乱発しているのに全然タイムがぶれないのわかりますか?しかも彼全力でかなりの音圧だして叩いていてこれです。日本人は良くエナジーセーブモードに入って安定感だけを出しているドラマーとか居ますが、Buddy Richさんと比べてしまうと…。
これまた1987年の映像です。亡くなる3・4ヶ月まえの演奏です。信じられねえ。そしてシンバルに注目して聴いてください。わかりますか?しっかりと音程を付けて叩いているのが。ドラマーとしてピッチが凄い綺麗です。しかも忘れてはいけません。
「彼は全力で叩きアタックを出しているのにこれだけピッチ安定しているのです。」
これはもう感じてくださいとしか言いようが無いです。
そうですね。強いて一言付け加えるとしたら彼のドラムに乗っかったブラスを聴いてみてください。凄いノリ易く無いですか?
20世紀以降それまでクラシックで効果音として入っていたパーカッションは人々を踊らせるためのリズムとして大衆音楽に根付きました。この踊り易さ、ノリやすさがBuddy Richのすごさです。
命をかけてまで、
限界まで心身を鍛え上げ、
常に全力で演奏し、
それでいてこの質の演奏。
「間違いなく世界一のドラマーなのではないでしょうか?」
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2 comments to this article
eno
on 2014/10/21 at 12:16 -
凄いな、この人。
mokabuu
on 2014/10/21 at 16:25 -
おっちゃん凄いよな…。
凄いポイントが多過ぎてもはやなにが凄いんだかわからなくなるレベルに凄いわ…。