【アカペラ】知名度でオーデの合否決めるのはそんなに悪いことですか?
A「お!おつかれっす!」
僕「いえーい!久しぶり!」
A「そういえばお前のバンド惜しかったな!」
僕「?」
A「この間のオーディション悩んだんだけどな…」
A「知名度なかったからダメだったんだよ!」
そんな馬鹿なことがあってたまるかと思いますが
実際にそんな馬鹿なこともあるものなんです。
ただ少し考えてみてください。
特に学外オーディションとかの場合ってエントリー数がえげつないことになるのです。
そりゃ多少は知名度が審査項目に含まれていても問題ないのかなと僕は思います。
強いて問題だとすれば
それが審査項目に明記されていないことかなと。
まあ圧倒的に上手ければ知名度なんて関係ないと思うので、
その圧倒的上手さを持っていないのも問題とも言えるのです。
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たまに「知名度」に対してブーブー言っている輩を見るのですが、
僕は「知名度」を上げることって歌の練習と同じぐらい大事だと思うのです。
っていうかそういった対外活動も立派な努力だと思うのですが違いますでしょうか?
積極的にイベントに参加したり
積極的に目の前のチャンスに飛び込んで行ったり
積極的に色んな人に話しかけてみたり
カッコつけたり恥ずかしがったり臆病の殻に閉じこもらずに
行動したからこそ得られた「知名度」であって
そういった「知名度」が審査の際に干渉してしまうことは
必ずしも悪い事では無いと思うのです。
逆に「知名度」があるってことは
それだけアカペラのイベントに参加しているわけであり
アカペライベントを盛り上げることに貢献して来たバンドとも
捉えられはしないかなと僕は思います。
とは言え地方のバンドさんはなかなか都内のライブやイベントに来れなかったりしますよね。
親の仕送りで都内出て来て親の仕送りでライブやって
教科書に使う予定だった親の金でその後の打ち上げ行って・・・。
これはただの馬鹿野郎です。
要反省だと思います。
金だって沸いて出るわけじゃない。
ただ今はtwitterやYouTubeでもバンドの宣伝が出来る時代じゃないですか!
このmokabuu.comのアカウントをフォローしてくださっているバンドさんや
個人がtweetしているバンドの演奏は日々通勤中のBGMとして楽しませていただいているのですが
魅力的なバンドさんが最近非常に多いです。
正確に言うと魅力的なバンドさんの情報に触れる機会が最近多いです。
以前に比べてtwitterへの30秒動画の投稿等もあり圧倒的に個人の努力次第でバンドの名前を売るチャンスって増えています。
逆に何もしないバンドと
積極性のあるバンドの差が開きやすい時代にもなったのかなとは思っていますが。
しっかりと実力がありしっかりとファンを増やす努力もしていれば
地方だろうがなんだろうが関係なくなって来たのではないかなと思います。
僕が初めて参加した大きな他大学との交流イベントは
Unionと呼ばれている首都圏の大学6大学程が一同に介して
その日かぎりのセッション大会をするイベントでした。
その際に偶然webサイトの作成を任せてもらえたこともあり
比較的色んな方とお話することが出来たのですが
僕が日頃どんなバンドでどんな演奏をしているか覚えていてくださった方は
10人にも満たなかった記憶があります(たぶん100人近く居たはずなのに)。
当時僕が力を入れていたバンドは
アカペラでマキシマムザホルモンを歌う相当な色物バンドだったので
それでも覚えてもらえていなかったのは相当な事件です。笑
結果それがきっかけで友人とYouTubeに積極的に動画を投稿するバンドを組んでみたり
他大学とのセッションイベントに積極的に参加してみたり
都内へのアクセスの悪さもありこんな記事を書きつつ僕自身全然バンドのファンを増やす
努力をしてこれなかった身なのですが細々と対外活動はしておりました。
「知名度」で合否が決まることに抵抗感を覚えるのもわかります。
実際に事実がどうであれ「知名度」が審査基準項目なのではと垣間見えると
僕も素直に一喜一憂できなくなります。
言われ方によっては激昂する時だってあります。
それが人ってものです。
ただ仮に知名度が審査基準に含まれていたとしても
その「知名度」を得るための努力って必ずどこかで積み重ねられていると思うのです。
だから「知名度」って言葉を「知名度」と言う言葉で片付けずに
しっかりと日々自分やバンドのファンを増やす活動をすることも大切なのではないかなと僕は思います。