参考:ベース(アカペラ)が上手な人と下手な人の決定的な3つの違い / acappella-score.com
この上記の記事がめちゃくちゃ良かったので紹介させてください!
ベースを演奏する上でのスピリットのようなものが書かれています。この記事を読んでいただければmokabuu.comのベースの記事いらないぐらいなのですが、せっかくベースで良い記事を見つけたので僕が大学3年生ぐらいまで勘違いしていた「ベースのコミュニケーション」について書きたいと思います。
僕はドラムを始めてから僕はうまいベーシストは演奏中ドラムを聴いているものかと思っていました。
だからアカペラでボイスパーカッションを演奏するときもベーシストとのコミュニケーションは死ぬほど大事にしてきましたし、ベースとはゆっくり曲のリズムについてすり合わせる時間をとるようにしてきました。
しかし大学4年生の夏に、いろんな楽器のスペシャリスト達と自宅で1時間ぐらい対談すると言う企画をやっている時に「うまい(楽器の)ベースほどドラムを聴いていない」ことがわかったのです。
(楽器の)ベーシスト達は口を揃えて「演奏中はリズムギターを聴いている」と言っていました。
アカペラに落とし込むのであれば「コーラスが作るリズム」を聴いているのです。
理由は2つで「ベースはドレミ族だから」なのと「ベースが全体の調整役になるから」だそうです。
▼ドレミ族にかんしてはこちらの過去記事がオススメです!
【音楽】ジャズドラマー大坂昌彦さんのインタビュー記事が納得の塊なお話
僕は「ベースはアカペラで一番難しいパート」だと思っています。
コーラスが楽器のバンドほどリズム的な側面をもたないアカペラにおいて、ドラム族とドレミ族の両方の要素を兼ね備えているのはベースだけと言っても過言ではありません。
僕がリスペクトしまくっている細野さんも教育番組で「ベースは8割がリズム楽器、2割がメロディー楽器」とおっしゃっていたように音程を扱うパートながらリズム的側面が強く、両方に意識を払わなければいけない本当に難しいパートなんです。
しかも楽器のベースも声のベースも、ギターと同じ弦・コーラスと同じ声なので、上のパートとのハーモニーまで意識しながら演奏しなければいけません。
なので楽器であれば同じようにリズムとメロディーをこなすリズムギターを聴きながら演奏するのはきっと自然なことなのだと思います。
アカペラでもベースとコーラスと5度ハモしたりするところは、パーカッションではなくコーラスを聴きますよね。
その感覚なのかもしれません。
コーラスがリズムを作る
僕が尊敬している同期のコーラスに「リズムはベースパーカスが作るんじゃない!コーラスがつくるものだ!」が口癖の女の子がいました。
リズム100%のボイスパーカッションにしてみれば非常に面白くないですが、ある種、理にかなってもいます。
アコースティックギターはドラムに頼らずに自らリズムを作りますし、合唱のリズムの土台をつくるのはピアノです。
だからコーラスがリズムの主役でもなんの不思議もないんですよね。
アカペラのベースパーカスになると「ボイスパーカッション聴かなきゃ!」と言う強迫観念に近いプレッシャーがありますが、実はパーカスとのコミュニケーションよりもコーラスとのコミュニケーションの方が大事なのかも知れません。
とはいえ、ボイスパーカッションと全くコミュニケーションを取らなくて良いわけではありません。
ボイスパーカッションとはコミュニケーションを取る前提で、演奏中はコーラスのリズムに合わせてコーラスとグルーヴを作り出すぐらいの意識を持った方が、本来の音楽のあるべき姿に適っているのかなと思いました。
リズムギターって何?って方へ。
超絶簡単に説明すると、上記のように、曲のリズムに合わせてコードをジャカジャカ鳴らしているギターがリズムギターです!(リズムギターをこよなく愛する人に怒られる。笑)
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