皆大好きSteve Jobsの名言に
「経営者にとって一番大事なのは何をやらないか決めることだ(意訳)」
と言うものがあります。
僕はこれはバンド運営にも言えるのではないかと思います。
それと言うのもバンドにおいてやるべきことって死ぬほど多いです。
ざっと書き出してみても
- 練習日程調整
- 楽譜作成 / 修正
- 目標設定
- 楽曲分析 / バンド会議
- 練習場所の確保
- 先輩へのバンドクリニック依頼
等々やるべきことって沢山あります。
そこで今日は「何をやらないか決める」上で
非常に大切な優先順位のつけ方について記事を書こうと思います。
僕は物事の優先順位を考える際に以下のように考えています。
▼やるべきこと
▼やらなかった時に発生しうること
▼そこからリカバリするのにかかるコスト
▼それによって迷惑する人
このフォーマットにそって考えるのです。
▼やるべきこと
楽譜作成▼やらなかった時に発生しうること
バンド練に行っても新曲を歌えない。
既存曲の練習になり消化試合になる。
次回オーディションまで時間が無くなる。
メンバーの音とりの負担が増える。
楽譜に修正が必要になった際に詰む。
etc…▼そこからリカバリするのにかかるコスト
既存曲の細かい部分を詰めることになる。
気分転換が出来ないためメンバーのエナジャイズが必要になる。
オーディションまで時間がないので深夜練が必要になる。
メンバーに無理をしてもらう必要がある。▼それによって迷惑する人
深夜練が発生しメンバーが迷惑する。
音とりの時間が少なくなりメンバーが迷惑する。
メンバーのエナジャイズで自分の負担が増える。
既存曲の詰めるべき点を探すのに自分の負担が増える。
ってな感じでひたすら思いつくかぎり色々書いて行くわけです。
そうすることで
「やらなかった時に発生する問題」
「そこから復帰するためのコスト」
「それによって迷惑する人は誰か」
が明確になるので、
やるべきことに優先順位をつけやすくなります。
ちなみに余談ですが僕は「それによって迷惑する人」が
多い問題から解決するようにしています!
最悪バンド内には迷惑かけてしまっても
自分がリカバリ出来ますが
バンド外には絶対に迷惑をかけては行けないと言う考えです。
この際に自分の中で何を優先するか決めておくと良いでしょう。
僕は
めっちゃ大事:「それによって迷惑する人は誰か」
そこそこ大事:「やらなかった時に発生する問題」
まあまあ大事:「そこから復帰するためのコスト」
ぐらいの順位付けで動いています。
なので
迷惑する人が同じぐらい居た場合には
やるべきことをやらなかった時に
どれぐらいの問題が発生するのか見て優先順位をつけます。
さらに
やるべきことをやらなかった際に
発生する問題が同じぐらいの重さかつ数であった場合には
その問題を解決するためにはどれぐらいの
負担がかかるか見て決めるようにしています。
別にすぐ解決できる問題ならば
最悪その問題は発生してしまっても直にリカバリできるので
さほどバンドや自分にとってダメージにはなりません。
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One comment to this article
るいこ@わをん
on 2016/07/29 at 20:24 -
はじめまして。
大阪のおばちゃんアカペラーです。
若い人の、こんな、アカペラ満載のブログが
あるなんて!
感動して、読みふけって、
いつもに増して家事がおろそかに…。
勉強になります。
これからも、アカペラにアツい記事をどんどん
書いてください。