先日テレビで偶然やっていた「バイオハザード」に夢中になってしまいました。
バイオハザードで金髪美女が格好良く戦うシーンに興奮しながらも思ったのです。
「なんでテレビの字幕等の文字って全部ゴシック体なんだろう?」
NHKのニュースの見出しですらゴシック体です。
思えばパワーポイントも明朝体や教科書体で書かれていると非常に見づらいです。でも逆に手元に配られるレジュメがゴシック体だと見にくかったり。ゴシック体と明朝体の使い分け。物凄く気になったので考察してみました。
僕の勝手な印象ですと「明朝体の方がオフィシャルなイメージ」がありました。「ビジネスの場面では明朝体なのかな?」と。
そこで就職活動の時期の企業説明会を思い出してみるとことごとくスライドはゴシック体でした。さらにGoogleで色んな画像を調べていたのですがアメリカ大統領選挙のポスターですらゴシック体(サンセリフ体)でした。むむむ。
別に「明朝体=公式」ではないようです。
でも明朝体ってゴシック体に比べて細いですよね。だからポスターやプレゼンテーションのスライドなど見る人と見る物の距離が離れている場合はゴシック体を使うのかな、なんて思ったりしました。
ポスターやスライドなど短文や見出しにはゴシック体が最適なようです。
逆にこのように一定数以上の文字を羅列する場合には明朝体の方が読み易いとか。物凄く納得しました。確かにスライドは文字を少なめに作りますが、配布するレジュメには一定数の文字を書きます。だから手元に配るレジュメは明朝体の方が読み易いのに、前に投影するスライドはゴシック体じゃないと読みづらいのか!と。
英語にも同じことが言えるようです。
明朝体(セリフ体)は長文に適しゴシック体(サンセリフ体)は短文に適しているそうです。
言われてみればアメリカの現地校に通っている際、教師にレポートは必ず「Times」か「Times New Roman」で提出するように言われておりました。
【手元に配布する資料等・文字量が多くなる資料】
- 細い明朝体(セリフ体)の文字を使うべき
- 太いフォントを使うと紙が黒くなり可読性が落ちる
- 細い明朝体(セリフ体)にすることで紙が黒々しなくなり可読性があがる
【遠くから見てもらう資料等・文字量が少ない資料】
- 太いゴシック体(サンセリフ体)の文字を使うべき
- 可読性よりも視認性が求められる
- 特にプロジェクターで投影する場合は文字を太くし視認性を上げる事が大事
参考:伝わるデザイン
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