「窓」と「鏡」


昨日父と話していた時に面白い話を聴いたので紹介したい。

ES等を書いていると「○○を実現しようとした、その時に○○が障壁であった、○○という失敗をもとに○○することで、○○を実現した。」と言うお決まりのフォーマットで出会う事は少なくない。しかし僕は前々からそのフォーマットが非常にナンセンスなものに思えて仕方なかったので、せっかくなので父に話を聴いて見た。


すると父はこいつ少しはまともな質問するようになったな、と言う顔をして1つ教えてくれた。


【物事が上手く行かないときは鏡を見るべきだ。】

鏡を見て自分の悪い部分を探せと言う。鏡に写った自分の姿を客観的に見つめる事で次への成長へと繋がると言うのだ。


【物事が上手く行っている時には窓を見るべきだ。】

物事が上手くまわっているときは現状を維持するのではなく、広い世界を見つめるべきだと言う。


しかし現実、この逆を行っている人が多いと言う。僕も少し耳が痛かった。

【物事が上手く行かないときは窓を見る。】

つまり外部要員に責任をなすり付けていると言う。または上手く行かない時に外を見て現実から目を背けているのだと。○○が○○だから上手く行かない。言い訳をすることは簡単である。何かが上手く行かないときはまずは自分を見つめ直すところから始める必要がある。


【物事が上手く行っている時に鏡を見る。】

要するに「俺凄いぜ!」ってタイプである。上手く行っている自分を見つめて自己満足してそこで完結してしまうタイプ。今インターン生活を終えてから今まで書いたESを見ると非常にこれが多い。ぶっちゃけただの自分の成果の自慢にしかなっていない。僕が企業の社長だったらこんな人材欲しくないぞ。笑


最後に父に読書を強く勧められた。

この「窓」や「鏡」の話は本から得られると言う。実際に苦労して色々実体験をした人はそれ相応の話を持っている。そういう人の経験を自分のものに出来る本を読む事で思考や教養の深さや広さは増大するのだ。


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