テスラの航続距離が1年で12%減少したお話〜バッテリー不具合〜
航続距離が53km減少
先日、テスラの充電をしていた時のことでした。充電が終わったので車に戻ってみると最大航続距離382kmで充電100%との表示になっていました。
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新車で購入した時の最大航続距離は435kmであったため、一年とちょっとの間に12~13%ほどバッテリーが劣化したことになります(距離にすると53kmの減少)。
流石にこれはおかしいと思ったのでサポートの方に遠隔で見てもらいました。
HVバッテリーの内部充電率の不均衡
どうやらCHAdeMOやスーパーチャージャーの急速充電常用によるHVバッテリーの内部充電率の不均衡が原因で航続距離が落ちてしまっているようです(こうして直ぐに遠隔診断いただけるのはテスラの良いところだなと思います)。
これを改善するためには充電をギリギリまで削った上で、ウォールコネクターで24時間以上充電する必要があるようでして、入院が決定いたしました。
尚、1度の入院で解決するかは分からないようでして、必要に応じて数回の入院が必要になるとのことでした。
マンション勢としては困った問題
我が家はマンション住まいで自宅充電ができないため、もし急速充電だけではなく、定期的に普通充電でゆっくりと満充電に持っていく必要があるのだとすると、これは困った問題だな…と感じております。
自宅に充電器のないマンション住まいでも問題ないと言う言葉を信じていましたし、実際に今までは問題なく使えていたのですが、急速充電だけで運用できると言う前提が崩れてしまうと、話が変わってきます。特に言われるがままに毎週末キャリブレーションまでしていた身としては裏切られた気持ちもあります。
また、入院1回では改善しない可能性もあると言われてしまうと、これって所謂バッテリーの不具合なのではないかとも思わざるを得ないです。
いずれにせよ、まずは一度修理に出しつつ、無事に直るようであれば今後の充電運用についてはその場でも相談してみようと思います。