23歳の僕は1つある仮説を立てて生きています。
何かの岐路に立った時に必ずその仮説に基づいて道を選び検証しております。
「目の前の扉を開ける勇気が未来を変える。」
それに関連した話なのですが僕は生意気な後輩が大好きです。
生意気と言っても敬語を使えないとか礼儀作法がまったく持って出来ていない奴は論外です。そうではなく積極的に自らチャンスを掴みに行こうとするどん欲な後輩が大好きなのです。それはおそらく自身に似ているからだと思います。
TPOを弁えて礼儀作法をしっかりと意識した上で行う事が大前提になりますが、僕は何に置いても積極的に目上の人にフィードバックやアドバイスを貰いに行くようにしております。
もちろん常にフィードバックやアドバイスを貰えるわけではありません。
「なんだこいつ?」と思われてしまいかねないケースもあります。行きなり良く知らない後輩に話しかけられて気持ち良く思わない人も大勢居ると思います。その時に「なんだこいつ?」と思われてしまうリスクを軽減するためにもTPOや礼儀作法をちゃんとすることは大切なのです。
さてさて。
目上の人からご指導頂く事はこの上なく有意義なことだと僕は思っています。
自身のプライドがどれだけ高かろうが結局は目上の人の方が経験豊富なのです。プログラミングを4年間やっていようが、社会人として僕がプログラミングをした経験は0年です。言うなれば社会人プログラミング処女です。なので社会人としてプログラムを書いた事の無い僕にとって現場のSEの方々は全員先輩なのです。そこにプライドもへったくれもないです。
部活も同じ。
ミニバスをやっていようが、中学からバスケをやっていようが、高校からバスケをやっていようが、大学バスケは知りません。大学バスケに置いては僕は素人なのです。そこに自分の過去10年のプライドを持ち込む必要は一切ありません。
とは言え、プライドがなかったら成長しません。
プライドを持つべきところではもち、素直になるべきところではとことん素直になる柔軟性が扉を開ける1つの「鍵」となります。
扉を開けるもう1つの鍵は一歩踏み出す「勇気」です。
当たり前の話ですが、目上の人との会話は緊張しますよね。その緊張に打ち勝って一歩踏み出した人だけが得られるもの、それが「先輩からの指導」だと僕は思っています。
ここで僕が1歩踏み出す勇気を振り絞る際に必ず意識していることを紹介します。
- 一歩踏み出さなきゃ可能性は0%
- 踏み出せば可能性は0%ではなくなる
- 一歩踏み出さなきゃ覚えてすら貰えない
- 覚えてもらえなかったらチャンスは訪れない
最後に。実は礼儀作法の中に見落としがちな事が1つあるんです。
僕が実際に大学1年生の3月にアカペラサークルの4つ上の先輩から言われた事です。
「努力は認める。でもいつでもフィードバックを貰えると思ったら大間違い。お前はまだフィードバックをする域には達していない。もっと練習してからこい。」
超手厳しいですよね。笑
1歩踏み出してこれはちびりますよ、しかも先輩4つ上。でもここで僕は初めて気がついたんです。
「ちゃんと自分で最善の努力をした上で聴いているのか?」
と。うちに秘めたるプライドと柔軟な心を持ち礼儀を持ってして扉を開けようとしても扉の場所まで歩いて行かなければ扉は開きません。ちなみにその数ヶ月後にその先輩から指導していただくことが出来ましたし(たしか2年生の6月とか)、今でも定期的にイベントの際に声をかけていただいたり、演奏のコツを教授していただいたりしております。
世の中ある種「行動を起こしたもの勝ち」なところがあります。
成長意欲に溢れていて生意気な後輩(本当はプライドが高いはずなのに素直に出来ない事を教えてもらおうとする後輩)が僕は大好きです。「考えている」だけでは何も相手に伝わりませんし大した変化は起こせません。是非そこから一歩踏み出して「行動」してみてください!
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