ボイスパーカッションとビートボックスの違い。


この動画。
僕のサークルの大先輩であり僕の有声パーカッションの師匠の個人ブログgori.meで見つけて来た。

さきほど紹介したDaichiくんが作成したものである。


先輩のブログの記事やDaichi君の動画を踏まえて、僭越ながら僕なりの見解をちょっとかけたらな、と思って記事をかいています。


僕は「ボイスパーカッション」と言うくくいの中にいくつか奏法があると思っております。

代表的な奏法だと、「有声パーカッション」「無声パーカッション」「ヒューマンビートボックス」と言ったところでしょうか?以前はヒューマンビートボックスをアカペラの演奏に取り入れるとその独特なサウンドがコーラスのハーモニーと喧嘩する等し嫌な顔をされる事も多かったのですが最近ではヒューマンビートボックスもアカペラの演奏に取り入れられるようになりつつあります。

これとかそうですよね!
ヒューマンビートボックスを上手く利用したアカペラ演奏だと思います。凄い。


「ヒューマンビートボックス」と言う奏法がアカペラ演奏に導入されたことにより、従来はあまり見られなかった「テクノ」などの「クラブサウンド」をアカペラで再現できるようになりました。これが最近のアカペラ歴史ではもっとも革新的な出来事だったのではないかな?と僕は思っています。

とは言え、ヒューマンビートボックスはあくまで1つの奏法であります。
なので必ずしもアカペラにおいての目新しい奏法が最適とは限りませんよね?普通にjazzのパーカッションをする分には「無声パーカッション」が最適だったりするわけなのです。


最後に僕の考えをまとめてみます。
【ボイスパーカッション】の中に【有声パーカッション】【無声パーカッション】【ヒューマンビートボックス】等といった奏法があると言う風に僕は考えております。

それと言うのも以前は「メロディーやベースラインとビートを同時に奏でているのがヒューマンビートボックス」等と言う定義もし易かったのですが、ビートボクサーの後輩がサークルに入って来た事で研究のためにビートボックスの世界大会等を見ていると意外と「ビートしか打たずに決勝戦近くまで行っている人」もいたりしたのです。

この動画は後輩から紹介してもらったものなのですが、意外とアカペラのパーカッション顔負けの連打等があったりします。ビートボックスを研究するにつれてビートボックスだからといって必ずしも複数音同時に出している必要もないのかな?と思い始めました。

ちなみに赤い帽子のAlem君、生楽器のドラムもめちゃくちゃ上手いです。笑


そして極めつけにpentatonixブームの到来です。
なんと彼ら彼女らは見事にbeatboxをアカペラに直輸入してしまいました。これは本当に画期的な出来事だと思っていて、今までビートボックスとアカペラのボイスパーカッションにあった溝というか定義を曖昧なものにしたのです。

ビートボックスだってアカペラの演奏を引き立てる事ができる。
これはもうビートボックスを一種にボイスパーカッションの奏法としても良いのではないかな、と思うに至ったわけなのです。


そもそも「無声パーカッション」は「無声」と言いながらもなんで「ボイス(声)パーカッション」に属すのかとか色々ツッコミどころもありますが、その辺のツッコミどころを語るにはちょっと記事が長くなりすぎてしまうのでそれはまた後日。


「ボイパ」と「ビートボックス」の定義に関しては人それぞれ差異が出易いところだと思います。

なので色んな人の意見聴いてみたいな、と思える非常に興味深いテーマでした。


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