バンド練習って驚くほど難しくないですか?
そう思うのは僕だけでしょうか?
バンド練を1人で回せるようになったらその辺の企業の管理職につけるんじゃないかってぐらい難しいと僕は思っています。
なんならバンドをしっかりと動かして結果を出すって小さなプロジェクトを1個まわすぐらい難しいです。
なので今日は
アカペラを本気でやればやるほどビジネスマンとしての能力が開花する理由
を記事にします。
みなさん企業の募集要項とか見ます?
見ましょうね!新卒でも中途でも!笑
そんな募集要項を読むと「自分の意見をしっかりと言える人」的なことが書かれている癖に、自分の意見を言ったら
私の質問に答えるというよりは、完全に自分の世界観をもっており、弊社に染めにくそうだと思いました。
出典:mokabuu.com著者の受信トレイ
なんて言われたりします。「Holy Shit」って感じですが、自分の意見を言うって思っている以上に難しいことなのです。
なぜかと言うと「自分の意見を言える人」とは「相手の質問に対して自分の意見を答えられる人」なのですが「自分が伝えたい自分の意見を返す人」があまりに多いのです!
バンド練で言うとこんな感じです。
▼例1.いいから結論を早く言え!
A「ここの和音どっちが良いと思う?前者?後者?」
B「このリズムだと7thが合うと思うから・・・」
▼例2.今は意見は聞いてない!
A「サークルライブのパンフレットに使う写真出しておいて!この間みんなで決めたやつ!」
B「その写真よりも夏のライブの時の写真の方が良いと思ったんだけどどうかな?っていうか写真っていつまでに出すんだっけ?」
実は日々のバンド活動はかなり良いコミュニケーションの練習場所になっているのです!
日々の活動から「的確に自分の意見を答える練習」をしましょう!
やる気を失っているメンバーがいたらみなさんはどうしますか?
もっと言うと・・・
どうなってほしいですか?
僕は「積極的に練習に足を運んでほしい」ですし「やる気を取り戻して活躍してほしい」です。
これって完全に企業の管理職に求められる人材マネジメントと同じじゃないですか?
- 部下を辞めさせない
- 部下のやる気を促進する
- 部下を育成する
しかもバンド練には「お賃金」は発生しません。
そんな状況下でバンドメンバー(≒チームメンバー)のモチベーション管理ができたら、あなたは相当優秀なマネージャーになれると思います。
何故か「なんで俺がこんなことまでやらなきゃいけないんだ・・・」とマネジメントに対して否定的な方って多い印象を受けますが、バンドでのマネジメント経験は間違いなくその後の人生で大きな宝物になると思います!
むしろ皆が面倒くさがったら自分がやるチャンスです!
積極的にバンドの管理職になりましょう!
あいつとあわねーから俺はもうやめた!
こんなこと言っている人まわりにいないですか?
自分ひとりで仕事するぶんには良いですが、社会に出るといろんな人と関わることになります。
しかしアカペラバンドの経験があると他者との共生能力がすでに培われているので「気が合わない人」がいても上手に付き合うことができます。
なんならバンドクリニックの場などを通じて「隣人の良いところを見つけて隣の人のファンになる」を身につける人もいます。
The Real Groupさんなんかがバンドクリニックの最初に言っている
「What’s Good?」
の精神です。
お互いを尊敬しあってお互いが最高に気持ちよく働ける環境を作れる人はどこにいても重宝されます。
初めて人前に出て発表するときって緊張しますよね!
でも大丈夫!アカペラーならね!
サークルライブや学外のステージで数百人のお客さんに向かって歌ってきたことを考えると、おっさんが40人50人いたって何も怖くないはずです!
しかもアカペラで声量も磨き上げられているので、小声で話してしまって誰にも聞き取ってもらえないなんてこともなくなりますぞ!
歌詞を間違えたり(話す内容や日本語の表現を間違えたり)曲が走ったり(緊張して早口になる)すると、多少は嫌な顔をされますが繊細なピッチ調整をしつつ和音を鳴らし続けなくて良いのでアカペラに比べるとよほど気が楽です!
むしろマイクを持った際に鼻や口に直角でつけてしまい、顔が隠れないように気をつけましょう!
どうでしょう?
当たり前のように日々バンド練をして、ステージに立つだけで、社会人になって必要な能力が鍛え上げられていくのです!
効率の良いバンド練や気持ちが良いコミュニティづくりを意識するだけで、社会人生活の練習にもなるなんてアカペラは最高ですね!
是非、将来のためにもバンド練は「本気で!」取り組んで見てはいかがでしょうか?
※ただしアカペラ界に留学して帰国難民にならないよう気をつけましょう(留年だけは避けましょう)。
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