アカペラっていうのは非常に不完全な音楽でして。
3人いて初めてコードが鳴るんですよ。他にも声だけで奏でる音楽の良さの一方で多くのデメリットがあります。
でもそんな不完全な音楽だからこそ、様々なジャンルの音楽に手を出すのでアカペラをやっているうちに音楽の趣味が変わるなんてのは良くある話です。
僕はもともとロックドラム(マキシマムザホルモンや銀杏boyz)から入ったにも関わらず今ではファンクやジャズが大好きです。真逆ですよね。笑
そんなファンクを聴いているとこんな曲を見つけました。
僕が大好きだったアカペラバンドm-pactもカバーしていたboogie oogie oogieの原曲です。もうね、これを聴いた瞬間にガッカリでしたよ。
m-pactのパーカッションちょっと演奏があまりにお粗末です!
これです!
ここまで原曲を丁寧になぞったアレンジであるにも関わらず演奏の中にエゴがあまりに多いです。
曲のジャンルや特性への理解がないことが容易にわかります。特に僕が持っていたCDの音源ではスネアの音色もメロとサビで変えていたのですがもう本当に音楽的でなくエゴです。
更に言ってしまうと重心の位置が前過ぎやしませんか?
せっかくのベースのリフが台無しです。「この曲の代名詞といったらこのベースリフでしょ!」と思いませんか?だってこれ完全にファンク・ディスコ系の曲ですよ?これで良いんですか?
原曲を知らなかったら良かったのでしょうが、原曲をしってしまったからにはガッカリです。
また特にここ1年で自身がジャズを経由してファンクにも手を出すようになったせいでしょう。この原曲の良さがようやく僕にも分かるようになり、そしてそれに比例してm-pactのパーカッションのお粗末さにガッカリするようになりました。
他の曲も何曲か聴いたのですが総じて、「シンプルな中に変化を付けたり・冷静に淡々と打ったり・丁寧なドラミングしたり」っていうことが彼には出来ないのかな?と思ってしまいました。
後日談〜m-pactゴメンよ〜
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