つい数時間前に【楽譜と向き合う。】と言う記事を書いたのだが、それ単体だとあまりに抽象的すぎるように見えたので実際に楽譜と向き合うとはどういう事なのか書いてみようと思う。
とは言え、実際にこの手の練習はやってみた方が早い。
もし後輩と語る機会があったら一緒に考えてみたいと思っていたメロディーを何個か紹介したい。
例えばとある曲のAメロ(一番最初のメロディー)のコーラスがこんな入りだったとする。ここでコーラスが一発目でG#でユニゾンしている意義はなんなのだろうか?
一個目のコーラスと類似したもので、こういうのもある。
Gでユニゾンをしてその後分かれる意義ってなんなのだろうか?
これは歌いだしではないが、曲中盤のコーラスである。
ここでコードにはないB♭が出てくる意義ってなんなのだろうか?
日頃何となく聴いている音楽だったり、日頃なんとなく歌っている楽譜でも懐疑的な目を向ける事で沢山の疑問がうまれるのではないかと思う。
こう言う何故をみんなで持ち寄ってみんなで語ってみるのって本当に楽しいのだ。上記の三つのメロディーにも他にも沢山の「疑問」が隠されていると思う。単純に投げかけられた疑問について考えるだけでなく自らどんどん探して行くとより楽しくなると思う。
そう言う疑問を見つけ、疑問を解決することで沢山の発見を得る事も出来る。
是非色んな楽譜を穴があくほど眺め、これでもかと言う程疑問を見つけてみて欲しい。
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