JAMに出た事のない私が、JAMの音源審査をするという暴挙(急遽)に出ていたわけだけど、コードが違うって半分くらい言ってた気がする。
— しょーりん (@syoooorin) 2018年8月4日
あえてコード進行変えて曲として成り立ってるならいいんだけど、そもそも楽譜が間違ってた時に指摘できる人がいないというか、わかんないんだろうな。
— しょーりん (@syoooorin) 2018年8月4日
皆さんはコードについてどう考えますか?
ちなみに僕はコードに違和感を感じたら落とします。
そして自分が置いたコードを理由に落とされたこともあります。
もう4年も前の記事ですね。
自分が置いた1個の和音が原因で審査に落ちてしまった時の記事です。
ただ、コードないしは和音を理由に落とす時にすごく難しい問題があります。
何を持って音が違うと言うか?
です。
これは僕が考え付く限り最低な回答です。
個人の主観が多分に混じるからです。
もっと言うと個人のバックグラウンドに影響を受けすぎるからです。
和声の世界に生きてきた人が現代音楽を聴いたら?
基本的な和音しか知らない人が教会旋法をジャッジしたら?
少なくとも、判断が鈍るのではないでしょうか?
この考え方はリスクしかないと思います。
これもリスクしかないです。
何故ならば和声に従って審査をしたらマキシマムザホルモンは音楽ではなくなってしまうからです(終始5度しか鳴ってない・・・)。
ちなみにRajatonも音楽ではなくなりますね(Butterflyのラストの5度の追い込みなど)。
ルールはその時代や地域のルールであり、必ずしも全ての音楽に適用されるわけではないのです。
僕は
- 衣装や曲目や演奏を元に、そのバンドが何を表現したいのか判断
- バンドが求めている表現に対して、音楽がルールに乗っているか
で判断しています。
なので「J-POPを元気に明るく歌います!」ってコンセプトのバンドが「5度と8度ばっかりの楽譜」で歌ったら「音が違う」と判断します。
そういうのは「Rajaton系(教会音楽)」か「Pentatonix系(EDM)」か「軽音部に入れ(Punk)」、ってね。
ただ、これも不完全ですよね。
バンドの意図が正しく僕に伝わらなかったら、適用されるルールも違ってくるので、理不尽に「音が違う」と言うジャッジを下されるわけですから。
プロの楽譜でもどう考えても和音が違うと思うことだってありますし、もっと良いコード進行があるのに何故そのコード進行にしたのか理解不能なこともありますよね。
なので、我々アマチュアの楽譜になれば、当然プロの楽譜よりも思慮も元となる知識量も少なくなるため、コードに違和感を覚えることは増えるはずです。
そんな「アマチュアの楽譜の和音/コードをどこまで厳しくジャッジすべきか」は、かなり難しい議題だなと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。