【アカペラ】ビジョナリーカンパニーの考え方をバンドに導入してみる


ビジョナリーカンパニーとは?
ビジョナリーカンパニーとは「明確なビジョンをもっていて、同業他社からも尊敬されている優れた企業」のことを指した言葉です。

ビジョナリーカンパニーに求められているのは大ヒット商品を生み出すことでなく、ビジョナリーカンパニーという「組織」を創り上げることです。

この考え方はジェームズ・コリンズとジェリー・ポラスの共同著書「ビジョナリー・カンパニー」で紹介されています。

さて!

難しい言葉を並べても分かりにくいだけです。
もっと言うと僕は優れた企業組織にはあまり興味関心はありません。どちらかと言うと、自分が所属しているアカペラバンドという組織を優れたものにしたいです。

と、いうことでビジョナリーカンパニーの考え方をアカペラバンドの落とし込んでみました。


1.社運を掲げた大胆な目標をもつ
メンバーのモチベーションを生み出すためにも「大胆な目標」を掲げるようにしましょう。

例えばアカペラバンドで言うと、「JAM」「kaja」がこの大胆な目標になると思います。

何か前人未到の大きな目標を掲げることでそこを目指して達成するエネルギーになります。


2.カルト文化を形成する
カルトのような文化をもつことが大事だと言われています。

ビジョナリーカンパニーであるためには、誰にとっても居心地の良い環境である必要な無いと言うことです。

例えば、アカペラバンドならば「本気で歌が好き」「そのためならどんな努力も惜しまない人」にとっては最高のバンドを創り上げるのもありです。

バイトや他の趣味に時間を割かずにただただアカペラだけに全てを捧げるバンドは、一部のニッチな層にとっては天国のような環境でしょう(あくまで一部のニッチな層にとっては)。


3.try&errorを繰り返す
色々試してうまくいったものだけ残すと言う考え方です。

例えばサビの表現に悩んでいたとしましょう。
思いつく限りの表現を全て試してうまくいったものを最終的に取り入れるのがこの考え方です。

2拍3連
ハーフタイムスウィング
7thコード
6声字ハモ

とにかく色々試して、その結果うまくいったものだけ残していくスタイルです。

ちなみに先に「1.社運をかけた大胆な目標をもつ」で目標を決めた上で、あれこれ色々try&errorするのが大事です!順番を間違えてはいけませんぞ!


4.生え抜きの経営陣
優れた奏者を集めバンドを組むのではなく、バンドのビジョンに共感してくれた人を育成することが大切だとされています。

バンド単位だとなかなかしっくりこないのですが、サークルを例にあげるとわかり易いです。

外部から音楽的に優れた人間を招いてサークルの代表をお願いするのではなく、自分たちのサークルで育った人間がサークルの代表をやるべきだと言う考え方です。

ビジョナリーカンパニーで大切なのは「ビジョン」です。

なので外部から招き入れた経営者を登用することでビジョンが変わってしまうリスクがあるので、自分たちのビジョンに共感をもった生え抜きの経営者を持つべきだと言う考え方です。


5.常に成長意欲をもつ
常に成長意欲を持ち続けることが大切とされています。

「1.社運をかけた大胆な目標をもつ」で目標を決め、その目標を達成した暁には、次の「1.社運をかけた大胆な目標をもつ」で目標を決めなければなりません。

決して現状に満足せず、常に向上心を持つことが大切とされています。


まとめ
いかがでしょうか?
気難しい話が少しでも身近になっていたら記事を書いた甲斐があったと言うものです。

ビジョナリーカンパニーを分かりやすくするために、アカペラバンドに落とし込んで記事を書きましたが、このビジョナリーカンパニーの考え方はバンドやサークルをよくしていく上で間違いなく1つの指標となる考え方だと思います!

これいいなってものがあったら是非取り入れてみてください!


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