超一流の人は読書をする
インターネットの啓発サイトや書店に並ぶ自己啓発書を見ると至るところで「超一流は読書習慣がある」的なことが書かれております。
どうも、そんな啓発書に触発されたのは私です。
前職のコンサルティングファーム時代に尊敬している先輩から「1日30分で良いから自分のレベルアップのための時間をとれ、1年後に大きな差になって出てくる」と言われてから、積極的に学びの場を自分で設けるようにしてきました。
ちなみに上記の格言を頂いたのが2017年なのですが、2020年ぐらいから実は僕の読書スタンスが大きく変わったので、その理由と何故僕は今の読書スタンスをお勧めしているのか記事を書きたいと思います。
従来の読書スタンス
2017年から2019年までは「とにかく本を読む」「たくさんの情報を吸収する」「いろんなことに興味を持つ」というスタンスでいました。
なのでファームの上司や先輩にお勧めしてもらった本であったり、お客さんと情報交換をしてお互いに読んでみて面白かった本をシェアしたりして、新しい本や情報に積極的に触れるようにしていました。
これはこれで一定の成果がありましたし、自分の世界も広がって良い経験でした。
ただ、ある日気付いてしまったのです。
今の読書スタンス
以前と比べて1冊を読む際にかける時間を意図的に増やしたのと、新しい本を読むペースを落としました。
新しい本を読むペースを落とした分は、以前読んだ本を読み返すようにしています。
理由は下記の2つです。
- 読んだはずの本を読み返すと「こんなこと書いてあったっけ?」という内容が書かれていることがある
- 過去に読んだ本の内容を忘れている
人は無意識に情報にフィルタリングをしていること、そして一度得た情報も時間の経過とともに忘れることは知っているつもりだったのですが、僕の場合はそれが顕著だったんですよね。
なので、例えば「人事部の実務担当者」と「人事コンサルタント」に向けて書かれている著書であれば、「人事部の実務担当者に伝えたいメッセージは何か」「人事コンサルタントに伝えたいメッセージは何か」と分析してみるなど、いつものように読んで情報整理の軸を決めた後に、1冊の本に込められた情報を隈なく整理してみたところ、やっぱり結構な読み落としがあったんですよね。
加えて今まで読んだ本も読み方を変えると(自分の視点や視座が変わっている場合は読み方を変えなくても)新しい発見があることはもちろん、1回目に読んだ時の情報を全て記憶しているわけではないので、定期的な「読み直し」をしてみると意外と発見が多かったりします。
読書ペースと習慣化
なので、それを踏まえると今は月に新しい本を2冊、読んだことある本を2冊、ぐらいがペースとしては限界だったりします。
育児だったり仕事の兼ね合いで満足に自己啓発できない月も「1日30分」は自分の学びのための時間を確保することで、ペースは落としても習慣は無くさないようにできればなとも思っています。
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