今やっていることが自分に向いていない
6月も下旬になろうとしています。
4月に大学生になったり、社会人になった方の中には「今、私がやっていることは私に向いていないのではないだろうか?」と感じている人もいるのではないでしょうか。
もしくは「今、私がやっていることは私が本当にやりたいことなのか?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
隠す気もさらさらないので言ってしまうと、僕が人生で一番長く所属した組織は大学時代のアカペラサークルです。それも、途中から加入しているので在籍期間は3年半といったところでしょうか。
ただ、僕は転職をして後悔したことはないですし、今の状況を変えるときは、必ず明確な目的をもって変えていくようにしています。
今日は、少しでも悩んでいる方の力になれたらよいなと思い、記事を書こうと思います。
とりあえず死なない程度に死ぬ気でやってみる
僕はまず社会人になった時に「与えられた環境で死ぬ気で成果を出してみる」ことに注力しました。社会人になった時に「やりたいこと」が明確にできていなかったからです。
僕はJavaという言語を使って、人事のシステムを作る部署に配属されたのですが、正直Javaという言語は好きじゃないし、人事にも全くと言っていいほど興味がありませんでした。
ただ「まずは死ぬ気で成果をだそう」と決めていたので、真っ先に「Java」「人事」について勉強しました。
そして「自分はできるんだ!」というアピールをすることで「大きな案件を俺に回せアピール」をし続けました。当時の上司をものすごく尊敬しています。尊敬しているのですが、配属された時に真っ先に言われたのが「新人にいきなり製品のコードを書かせるわけにはいかない」だったんですよ。
言っていることは正しいですけど、エンジニアとして配属されているのに、しかも新機能開発のチームだったんですよ!新機能開発のチームで新機能を作らせてもらえないとか「死刑宣告」ですよね!
なので「新人と思われないようなスキルを身につけてアピールしてやろう!」と思って取り組んでいました。
死なない程度に死ぬと見えてくる景色がある
その後、僕は、死なない程度に死にました。
死なない程度に頑張ったおかげで、同期の中でも比較的、責任の重い仕事を任せてもらえるようになりました。
プレッシャーでデスクの前を離れられない日や、ゲロ吐きそうになる日を繰り返しました。
そうすると、見えてくる景色も変わってくるんです。なんで世の中こうなってしまうんだ?こうであるべきじゃないのか?自分は世の中をこうしてやりたい!と言う野望が生まれてきます。
僕の場合は人事システムを作っていたので2個やりたいことができました。
- ITの力を通じて日本人事を変えたい
- エンジニアとしての道を極めたい
どっちの道に進むか死ぬほど悩みました。その結果、僕は1を選択することにしました。
やりたいことが出来たら後は必要なスキルを磨け!
じゃあ「ITの力を通じて日本人事を変えたい」と思った時に必要なスキルってなんでしょう?
どんな力があれば、僕はITの力で日本の人事を変えることができるのでしょう?
僕は毎日「今、自分に不足しているスキルは何かな?じゃあどうやったら自分にその力がつくかな?」と考えながら生活しています。
ただただ日々の仕事や研修に向かっていると、心が磨耗します。なので・・・
- 「やりたいこと」が無いときは、兎に角がむしゃらに目の前の課題に向かってみる。
- 「やりたいこと」が明確なときは、そこに向かうためのスキルをつけることに注力して日々の仕事を実践してみる。
僕はそうしています。
同じ仕事をしても、そこから何を学ぶかで差がつきます。できるだけ多くのことを、そして可能であれば、自分の将来に繋がることを学び取るための工夫ができると素敵ですね!
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