学生時代に「コミュ障芋虫やろう」と言われている人っていませんでしたか?
人と話すのが苦手だったり、いつも蚊の鳴くような声で話していたり、
人と話していると緊張でいきなり汗をかきはじめたり…。
実は社会人になってお客様先に出たり社内の会議で喋ったりする際に
上記した”所謂学生時代コミュ障だった人”の方がコミュ力が高かったりします。
確かに上記した人達は
“フィーリングコミュニケーション”が苦手な人達です。
しかし意外と知られていないのですがコミュニケーションには
- フィーリングコミュニケーション
- ロジカルコミュニケーション
- ビジネスコミュニケーション
の3つが内在されており、
フィーリングコミュニケーションとビジネス・ロジカルコミュニケーションって
実は対になる能力であることが多いです。
※各コミュニケーションの説明はこの記事(就活生に告ぐ!ビジネスで必要なコミュニケーション能力を分かっていますか。/働くって楽しいぜ)が凄く分かりやすかったです。
フィーリングコミュニケーションが得意な人は確かに他者と仲良くなるのが早い傾向があります。
どんな人とでも話せるので飛び込み営業や初めて顔を合わせるお客様の前でも物怖じしない強みがあります。
しかし、この強みがあるが故になかなか自身のコミュニケーションの欠点に気付けていない人も多いように感じます。
例えばです。
フィーリングコミュニケーションだけで話していると
「自分は何を目的にコミュニケーションをとっているのか」とか
「相手はコミュニケーションの末に自分に何をもとめているのか」とか
コミュニケーションの裏に隠れた潜在的な他者の意図が汲み取れず
結局せっかく良い関係を築いたお客様との間に次第に軋轢が産まれ
気付くと修復不可能な大きな溝をつくってしまったりするものです。
フィーリングコミュニケーション能力が高いとなまじ謝るのも上手いだけに
上手に謝り続けているうちに「お前の言葉は信用ならない」なんて言われてしまう事も。
就活生の皆さん。
「コミュニケーション能力の高さ」をPRポイントとして考えている方も多いと思います。
コミュニケーション力を売って行くのであれば日頃から
「コミュニケーションの目的」を意識して他者と接するようにしてみてください。
そうしないといざ面接のタイミングになったり
会社に入って千杯tに相談したりする際に「それで結局お前は何が言いたいんだ!」と言われてしまいますよ!
ハキハキ喋れる力、人当たりの良さ、は
コミュニケーション能力の一角(氷山の一角)でしか無いのです。
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