僕は努力をする時には
いくつか気をつけていることがあるのですが
その中でも今日はとっておきを紹介します。
別にアカペラに特化しなくても良いのですが
出来るだけ多くの方に読んでもらおうと思った時に
アカペラーが圧倒的に多いので
出来る限りアカペラに落としこんで書こうと思います!
まず僕は努力って2種類の努力があると思っています。
- 長期的な努力
- 短期的な努力
例えば長期的な努力だと発声トレーニング等があげられます。
本当に自分が理想としている音を出せるようになるには
恐らく長期的な視野をもって努力しなければ成果は出ません。
逆に短期的な努力だと楽譜を読む練習などが上げられます。
例えば楽譜から調を読み取れるようになるとか、
ヘ音記号の楽譜を読めるようになるとか、
知識を詰め込むだけで少しずつ・だけど継続することで
大きな成果に繋げる事が出来るような努力が上げられます。
ここで今日の本題に入ります。
僕は努力する時に10割の成果は出せなくても
8割の成果を出せるようにしております。
しかしこの8割の成果を出そうとした際に
8割の定義を間違えてしまうと
せっかくの努力の成果が薄れてしまうのです。
例えば発声を例にしてみましょう。
目標設定を「全盛期のRockappellaのScott」に定めて
「Scottになること」を目標にして8割のところで頓挫してしまうと
結局「Scott」に成れず終いになってしまいます。
それどころか自分のもとには何も残りません。
しかし直接的に「Scott」を目指すのではなく
「Scott」になるための必要条件を100個書き出して
それらの中の80個はクリアしたけど20個は無理だった
ってのなら話は別です。
100個クリアして「scott」になることは出来なくても
少なくとも自身の課題は80個クリアしており
それは現実として自分の演奏に生きて来ます。
受験も就活もアカペラもなんでも同じです。
いきなり100点満点を見て100点満点の成果を出そうとすると
途中で頓挫してしまった時に何も残らないなんて事になりかねません。
なので100点満点を狙うのではなく
小さな10点をコツコツと積み上げて行くようにしましょう。
そうすることで
いざ目標を100%達成出来なかったとしても
自分の中に確かな80%が残ります。
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