炎上マーケティング狙いまくったタイトルですが狙っています。笑
どうも!
だって無難なことばかり書いても面白く無いじゃないですか!
このご時世ネットにはいろんな情報やいろんな意見があがっているものでして。尖ったことでも書いてみようかな、と思い珍しく僕にしては過激なタイトルつけてみました。
今日の練習の帰りに後輩に「パーカスの音がねちょねちょしちゃう」って言われまして。
別に彼だけが「ねちょねちょしている」わけではないと僕は思うんです。言ってしまえばビートボックスサウンドが普及して、色んなパーカショニストがその長短を考えずにビートボックスサウンドやビートボックス的奏法をアカペラに取り入れた結果「ねちょねちょ」が一個の代表的な症状として彼に現れてしまったのかなと思うんです。
言ってしまえばSing-Offに出場しているグループのパーカスも結構酷いです。
実際僕も素人なので自分が出来ているかと言われたら出来ていないのですが、Vox OneやRockapellaのような有名アカペラバンドのパーカッションと比べるとあまりに演奏がお粗末だと僕は思います。
まず何よりピッチ感が酷すぎると思うのですが、それはさんざん今迄も書いて来たので今日は「タイム」について書きます。
彼のバスが「ねちょねちょ」してしまう原因としてこのように「タイムが悪い」ことがあげられます。
波形を見てください。
「ドツタツドツタツ」とエイトビートを打っているので1個目の起伏がバスなのですが、「直後のハイハットの起伏に比べて長く」かつ「スネアとの音量バランスが悪い」ですよね。
タイムと言うのは音符の長さです。
「ドラマーが定義する8分音符の長さが不自然にぶれてしまうと曲のノリが崩れて聞こえます。」
たぶんこうやって打つ事で「ねっちょり感」は払拭されるかと思います。
ちょっとバスが小さくスネアが間延びしてしまっていますが許容範囲内でしょう。
ちなみに今流行のDTMとかってありますよね。
あれを使用すると「タイムが完璧」になります。
この長方形1個が八分音符1個です。
寸分の狂いもなくビートを刻みますが、曲の微妙なノリやグルーブは一切損なわれます。
では実際のドラムはどうなのか?
グルーブの王様マイケルジャクソンのビリージーンのイントロのソロを見てみましょう。
わかるでしょうか。このタイムの綺麗さ。
これこそがドラマーに必要な素養の1個、タイムなのです。
先ほどと同じ「どつたつ」でも段違いに綺麗です。
音量バランスも理想の音量バランスと言われている、
バス:スネア:ハット = 6:9:1
に近いと言っても良いんじゃないでしょうか?
ハイハットがうるさすぎる、そのくせにバスやスネアが弱すぎる。
タイム感がブレブレ。音を打つ度に音の長さが極端にかつ不自然に変わってしまう。
最近のSing-Offのパーカスはそういう奏者があまりに多く、基礎がグダグダで非常に聴きづらい奏者が多いです。
リズムも和音と同じで“知っている”と“ハマっていない”のが気になってしまうものです。
録音の波形からはピッチはわかりませんが、大切な基礎の多くは録音の波形から見て取れます。
今はiPhoneのボイスメモでも波形をみることが出来る時代ですので、積極的に録音して個人練習してみてください!
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