アカペラを嗜む上で必ず障害となるものがあります。そのうちの1つが人間関係なのではないかなと僕は思います。
もちろん僕自身も人間関係には常に悩まされています。
- 苦手なバンドメンバー
- 言うことを聴かない後輩
- 尊敬できない先輩
まぁ上げればキリが無いのですが、皆さん色々あるかと思います。今日は年が開ける前に、もやもやや嫌な気持ちとはさよならするための、僕なりの処世術を紹介したいと思います。
サークルやバンド内に苦手な人が居ない人っているのでしょうか?僕は綺麗事は嫌いなのでハッキリ言いますが、人には当然相性というものがあるので、当然合う合わないはあって然るべきだと思います。
苦手な相手とのコミュニケーションは誰もが抱える障害です。しかし、僕は苦手な相手とのコミュニケーションほど、避けるべきでは無いし、避けて欲しく無いなと思っています。
苦手な人を避けることで、円滑な人間関係の構築を試みると、逆に『避けなきゃ』とか『ビジネスの付き合いしなきゃ』とか、彼・彼女を特別扱いしてしまうものです。そうすると、余計に意識してしまうようになるので、悪循環に陥ってしまいます。
あえて何も考えずに、仲の良い親友も苦手な人も同じように接するようにすると、不思議と苦手な人が減りますし、対人ストレスも激減しますよ!
後輩にアドバイスをした際に無視されたり反論されたりすると、不快に思う方って地味に多いのでは無いでしょうか?また後輩になめられたりして、気分が良い人は居ないと思います。
が!
これって全部『先輩は後輩に尊敬してもらえるもの』『先輩のフィードバックは有益なもの』と言う、思い込みによるイライラなんです。
後輩には絶対に尊敬してもらえる、なんてことはありません。
『先輩は後輩を尊敬するもの』
これはすべての人において言えることでしょうか?ならば逆もまた然り。
『後輩は先輩を尊敬するもの』
これも絶対では無いのです。良い意味で「尊敬してもらおう」なんて勝手な期待をするのはやめましょう。
『先輩を全く尊敬できない。』
『尊敬できる先輩がいない。』
こういう悩みを抱える人も少なく無いのでは無いかと思います。まずはじめに、先輩は無理してまで尊敬しなくて良いと僕は思います。尊敬できないなら無理に尊敬する必要はないですし、それが寂しいことだと思うのならあなたは尊敬されるような先輩を目指せば良い。ただそれだけのことです。
ただ本当に尊敬できるところが一個もないのかは立ち止まって考えてみても良いかもしれません。
例えば歌がめちゃくちゃ上手いわけではなくても、すごく良い楽譜をかける人かもしれません。楽譜の読み書きができなくても、凄く面倒見が良く、コミュニケーションに長けている人かもしれません。
相手を観察して、自分より秀でているところが一個でもあれば、少なくともその一点だけは尊敬できやしませんか?
人って苦手な人と接する時に、勝手に苦手意識を持ち、勝手にその人を避けなきゃと思い込み、勝手に余計嫌いになってしまうものです。だからこそ、敢えて、苦手な人と接するときこそ、あたかも相手が親友のように接してみると良いかもしれません!
少なくとも、被害妄想や敏感になってしまうことでストレスがたまることはなくなりますし、苦手だと思っていた相手とも凄く仲良くなれるチャンスだって到来するかも知れませんよ!!!
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