参考:【アカペラ】さらば複雑な和音!どんな和音も分解すれば簡単!
一昨年の10月に書いた記事です。
大体どんなプロのバンドクリニックを受けても絶対にやるのでは無いでしょうか?
完全五度をならしてから全体で
複雑な和音をあわせて行く練習について書いた記事です。
もしも完全五度をあわせる練習をした事ないって方がいらっしゃいましたら
是非読んでみてください!!!
絶対に後悔はさせません。
それぐらい効果のある練習なのです。
しかしこの練習にも当然デメリットがあります。
ストイックな練習なだけに運用が難しいのです。
特に1年生の後輩にこの練習を勧める時は難しいです。
何故ならば同じ音でハモり続けては
低いだの高いだの倍音が鳴っていないだのいわれ続けて
楽しい人って滅多に居ないからです。
しかもこれがアカペラ初心者の後輩なら尚更・・・。
- 事前録音と事後録音をする
⇒どこがどう変わったのか明確になります。
⇒あからさまに上手くなっていたらあんまり嫌な気持ちや億劫な気持ちにならないものです。 - 指摘する人を考える
⇒”例えば”プライドの高いA君に指摘したい時にA君に直接言うのではなくB君に「低くなってない?」と聴きます。
⇒その上で二人の音を弾けばA君のプライドを傷つけずにA君の音を直せたり意識に呼びかけたり出来ますよね! - 一度指摘したら後は兎に角褒める
⇒「出来ない」から「出来る」になったことが1つでもあったらめっちゃ褒めましょう!
⇒人は褒められるともっとやりたくなります!単純だけど意外とこれは万人共通です!
ストイックな練習って諸刃の剣です。
しかしバンドの空気感さえ良好に保てれば
完全5度を完璧に鳴らす訓練はバンドのピッチやサウンドを作る上で
非常に有効な相対音感のトレーニングにもなります!
どれだけ練習が良い練習法であっても
結局練習をするのは人ですし歌うのも人です。
どれだけ優れた練習法であっても
その練習をしている人が無理矢理やらされている状態では
上手く行くはずも無いですし
運用方法を間違えれば
成長するどころかかえってトラウマを植え付けてしまいます。
是非練習をする際には
「人」と「コミュニケーション」を意識しつつ
練習を進めてみると良いかもしれません!
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