ドラムのピッチ感。


先日の記事を見た友人から質問をされた。

ドラムのピッチ感がわかりやすい音源とかないのか?と。
またハイハットやシンバルみたいにチューニングができない楽器もピッチを気にするのか?と。

答えはどちらもYESである。
ドラムのピッチがわかりやすい音源はこれから紹介する。

そして、ハイハットやシンバルなどのチューニング困難な楽器にもピッチは存在し、パーカッションはそこまで意識をする必要があると僕は思っている。


これの1:20ぐらいから。
これが上手なドラムの例である。曲にしっかり音が溶けているし、何より音程や音圧もまったくぶれない。


こちらは僕が一番好きなドラマーの高橋幸宏さんの演奏である。

ドラムをミュートしつつ演奏するのが特徴である。ドラムからスティックを離すのが割と遅いのでそこも注意して見たいただきたい。

ハイハットを叩く腕の位置が比較的高いのが特徴。僕も多分に影響された。


彼らの演奏を聴いているとパーカッションにはグルーヴ感に加えピッチ感も大切だと言うことがわかる。


ちなみにこちらは僕が好きなcherryblossomというインディーズのバンドである。

力強い女性2人のダブルリードが特徴である。今はもう亡きこのバンドだが、僕は今でもテンションを上げたい時に良く聴いている。

しかしやはりロックというジャンルの特徴柄もあり、上記の動画2個に比べるとドラムのピッチが甘いように感じる。とくにシンバル系の音の残響音のピッチが甘いので、そこを意識して聴いてしまうとちょっと気分が悪く感じるときもある。


このピッチ感、意外に意識していない人が多いように思える。

曲を聴く際に意識をしてみると、著名なドラマーの方々だとかなり意識的に溶かしているケース等も多いので、興味のある方は意識的に聴いてみて欲しい。


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