【就職活動】父の小言〜運動と音楽とグルメは不可欠〜


大 風 邪 ひ き 丸
風邪をひきました。
入社から2週間。

「皆はビジネス界のイチローになれ!」
「怪我をするスポーツ選手はただの一流!超一流ではない!」
「風邪をひくビジネスマンは・・・ry」

週末で疲れているのかなとか思いながら帰宅したのですが帰宅してビックリ!熱を測ったらがっつり38.5と表示されておりました。あちゃー。土日の予定が全部ふっとびました・・・。必死に風邪を治す事が土日のお仕事のようです。

思いの外、熱があったので大人しくお風呂で体を暖めていたのですが、ふとかつて就活期に父に言われた小言を思い出したのでいまこうして寝もせずに記事をかいております。学生の皆さん!内定を貰った後に「学生時代にやっておいた方が良い事はなんですか?」と言う質問をあちらこちらに投げまくると思うのですがもしよかったら是非この3つを実践してみてください。

僕の父の小言です。



1.スポーツをやれ!
スポーツをやると基礎体力が上がります。
体も強くなりますし筋肉がつきます。引き締まった肉体はスーツ姿を美しく魅せますし、その外観から誠実な印象を与えます。また同じスポーツをする仲間とは素早く打ち解ける事が出来ますし、仕事以外での接点が産まれます。とまあ運動にはメリットだらけなのですが、父が僕に運動しろと言った理由は「基礎体力がつくから」と言う事でした。

※最近頑張ってはいますが父はメタボ予備軍です。

父曰く運動をしていないと体力が落ちるとの事です。
そして社会人になるとなかなか運動している時間と体力が無くなってくると。そんな時にただでさえなかった体力がますます落ちてしまうと体調を崩す事に繋がるからしっかりと体は鍛えて体力をつけておけと言うのです。

大当たりですね。
ここぞと言う時に踏ん張れるだけの肉体を。

よく「体は資産」なんて言いますがまさにその通りです。僕みたいに「頑張りたいとき」に熱が出てしまうとモチベーションも下がってしまいます。なので時間がある学生のうちに積極的に体を動かし体力をつけてみてはいかがでしょうか?


2.芸術に触れておけ!
以前一度父にカラオケに連れて行かれた事があります。
それも2人で。大学生の息子と50歳のおっさんが2人で個室。

音痴の父は海外からの来訪者とのカラオケに備えて特訓したかったそうです。そこでアカペラサークルに所属していた僕がかり出されたわけで。父のBeatlesを1時間半ぐらい聴いてきました。言うても僕もお手本に何度か歌わされたのですが、父に言葉にぐさり。

「お前歌ヘタクソだな。」

人を呼び出しておいて、しかも自分の息子に向かって信じられない言葉ですが、何故僕がアカペラサークルでボイスパーカッション歌ったとしてもボイスベースなのかよく吟味して言葉を選んでもらいたいものです。脱線しました…。

絵でも音楽でもなんでも良いです!
それでも芸術性と文化性と教養は大事だと言います。芸術には文化が出ます。日本らしい絵・音楽・文字。たしかに外国人カラオケに行きたがります。酔っ払いながらマイケルジャクソンを熱唱したりします。そう言う時に「俺いいから!」とか「どうぞどうぞ!」ではなく一緒に歌えると場も盛り上がるものです。

友人の彼女にA WHOLE NEW WORLDのアラジンのパートでハモらされた時は白目向きながら歌いました。もう一度言いますが僕がボイスパーカッションを極めた理由を吟味してものは頼みましょう。

※アカペラサークル出身なのでつい歌の例ばかり出してしまいましたが、外国人の方のガイドをするさいに日本の絵画や史跡等の文化遺産への興味・関心・教養があるとそれもまた人として良い味が出るかと思います!

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3.グルメであれ!食に金使え!
「本当に旨いものを知っていろ!」

これは某企業の人事の方にも父にも言われてきました。
例えばです。これまた海外から4人の使者が来たとしましょう。1人はベジタリアン、1人は魚を食べれない、1人は野菜嫌い、1人はダイエットをしていて炭水化物を食べれない。さあどこに連れて行きますか?

色々と条件が詰みすぎて終わっていますがこれ実際にあった話です。
結局僕は定食を扱っている蕎麦屋を予約し事前に電話し「鴨出汁」と「かつお出汁」と「野菜の天ぷらの定食」と諸々を用意して頂きました。食の制限はセーフでしたが、これもしビジネスだったらアウトだと父に怒られました。

外国人の方って蕎麦を食べた事無い方が多いですよね?
もしその場に蕎麦アレルギーの人がいたらどうしますか?
僕はそこまで想定出来ていませんでした…。
より多くの旨い食を知っていれば選択肢も自然と広がりますし店選びも楽になるものです。

またお酒の味をしっている必要があるとも言われました。
強要はしないと父も言っていましたが、うまい酒を知っているのと知らないのではやはり違ってくるそうです。実際に自分よりかなり年上の方をお食事にお招きする際にまずい酒出すわけにはいかないですよね。

そこでいい酒を知っている必要があるそうです。
専ら父は9割がた日本酒とワインしか呑まないので僕は日本酒とワインしか知りませんが、就活期にちょくちょく父に連れて行ってもらうバーで呑むお酒は確かに素人ながらに違うなと思いました。またちゃんとしたバーなんかで呑むとマスターがお酒に関するまめ知識なんか教えてくれたりもするのでオススメですよ!

なかなか学生の財布で行ける場所ではないですが…。


まとめ
当時は家族での酒の席と言う事もあり「へー!」「まじか!」「なるほどな!」「うんうん!」「そうなんだ!」ぐらいのテンションで聞き流していましたがいざ働き始めて風邪をひいてみると「あれ?もしかしたらあの時の話・・・。」と思ったりするものです。

もうすぐ初任給も入るので、来週末は恩返しに。父に1本、今度は僕のオススメの酒でも買って帰省しようかなと思います。

あー風邪辛い。


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