参考:この国はきっと滅びる! 就活のバカたち 学生もバカなら、面接官も大バカ
先日こんな記事を見つけました!
記事の内容には概ね同意です。特に参考URLとしてリンクを貼らせていただいた記事の3ページ目(リンク先)のグループディスカッションなんかその最たる例だと思います。どこぞの就活本が『場を仕切ると高評価につながる』なんて書いたせいですよ。
本当に。
適当書くのもいい加減にして欲しいです。
ちなみに自慢ではないですが僕グループディスカッションで落ちたのは1回だけです。そんな僕がグループディスカッションをする際に最強だと思うポジションを紹介したいと思います!
※僕の独断と偏見による記事になります。内容の評価は自己判断でお願いします。
僕は議論を仕切るリーダーよりも書記の方が良いかと思います。
それは書記の方が社会に出た後に社会人として求められるスキルが発揮しやすいのと、リーダーと違いグループディスカッション初心者でも全体を俯瞰しつつ議論の舵取りをすることが出来るからです。
よく見かけるのは議論を仕切ろうとリーダーになるものの「ただのファシリテーターになってしまっているケース」と「自分の意見押し付けケース」です。僕が唯一落ちてしまったグループディスカッションでは僕は意見の押しつけをしてしまいました。今でも反省しております。
それではなんでリーダーではなく書記が最強のポジションなのか掘り下げて行きましょう。
考えてみてください。
お客様先の企業に行き入館書類に署名する際の事を。字が汚かったらどう思いますか?綺麗な字でメモをとれることはそれ自体が1つの大きなアピールになります。「字が綺麗=物事が丁寧な人の象徴」にもなります。僕は必死に丁寧に字を書く練習をしました。
また誰が見てもすぐに分かるメモを作成することで情報の整理能力をアピールすることも出来ます。所謂まとめ上手ってやつです。無限に広がって行く議論の中で本当に大事なものをピックアップし、誰が見てもすぐに何が大事かわかるようにメモを作って行きます。そんなメモを生かして議論の収束に大きく貢献しましょう!
メモを作成する際は必要に応じて挿絵なんかもすると良いかと思います。
兎に角誰が見ても何が大事でどういう議論をしているのか議論の方向性が分かるメモをつくれることが大事です。
とりあえず思った事があってもうんうん聴きながらメモをとります。
意見を否定するのはダメです。相手も自分と同じ人間。必死にグループディスカッションに臨んでいて彼・彼女なりにその意見を絞り出しているわけです。それをのっけから否定されて気持ちいいと思う人間なんて居ません。どんだけ違うと思ってもこの段階では
「なるほどね!それもあるかもね!」
と言って書き留めておきます。
そして時計をちらちら見つつここぞと言う時に「じゃあここまでの話をざっとまとめてみますね!」とまとめたメモを分かりやすく読み上げましょう。この時にさりげなく自分の意見を織り交ぜ「ここはこういう考え方も出来るかも知れませんね」とか「これはこうしたら良いかも知れませんね」なんて発言を挟んで行くと良いです。意見をぶつけるならこの段階です。
※ちなみに意見はぶつけなくても良いですが自分の意見を軽く挟みながらメモをまとめましょう!そうする事でただの意見の無い人ではなく、全体を上手くまとめつつ自分の意見をしっかりと言える人になれます。
自分でメモを取りながら話を聴いているので状況の整理はその場にいる誰よりも出来るのが書記と言うポジションです。最前線の人に比べヒートアップもしないのでタイムキープもしやすければ議論の方向性も見極めやすいです。そして方向性がズレたときにさりげなく発言してあげることでズレた矛先を戻す事も出来ます。
最前線で血眼になって走り回るリーダーに対して一歩引いた所でクールに議論をまとめられるのが書記なのです。
書記として活躍するためにも僕は説明会の際には誰が見ても分かるようにメモを取る練習をしました。社長が本当に伝えたいメッセージは何か?そのメッセージを一言で言うなればなんなのか?また自分のメモは見やすいのか?字はしっかりと濃く綺麗な字で書けているのか?
これらのテクニックは就職活動が終わった後でも役に立つものばかりです。
是非就職活動に特化したスキルをつけるのではなく、社会に出た後も役に立つスキルを身につけつつ、それを生かして企業に自分を売り込んでみてはいかがでしょうか?
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