人には必ず”不調”があります。
寧ろ”不調”が無ければ”好調”も無いわけで常に絶好調とは行かないのが世の定めです。
僕が自身のファーストキャリアとして選んだ企業は非常に面白く
新入社員は半年間に及ぶ研修を通して常に順位付けされ
その順位が毎月毎月張り出される環境で社会人生活をスタート出来ました。
つまり絶好調であれば当然業績も出しやすく順位は上がりますし
逆に絶不調の時期になると成績は停滞し順位は下がって行くわけです。
研修を終えると流石に順位は出なくなるのですがそれでもこの
絶好調と絶不調の波は常についてまわってきます。
そんな中で僕が1年かけて学んだ
絶不調への対処法を今日は記事にしてみたいと思います。
僕は絶不調の時は「頑張らない事が大事」だと思います。
いつもなら1日で出来ることも絶不調の時期だと2日間かかったりします。
絶不調の時には諦めて時間で物事を解決しようとしていたのが夏ぐらいまでの僕でした。
しかし時間で解決を図ってもパフォーマンスが落ちているので
いつもと同じ成果を出そうとしても先に時間が頭打ちになり結果的に期待した成果は出ません。
そこで僕は考え方を変えるようにしました。
調子が上向いた時にリカバリが効く程度に頑張る事にしたのです。
具体的に言うといつもの3割しか自分に求めないようにしました。
最悪なのは時間で解決しようとして無理をした結果
注意力散漫になり大きなミスをしてしまったり
身体を壊してしまって調子が上向くどころか倒れてしまうことです。
なので調子が悪い時は「敢えて頑張らない」をモットーにしました。
しかし調子が悪いときに無理をしないと言えど結局は3割程度の力しか出せていないのも事実です。
そこで調子が良い時にベストパフォーマンスを100から101にするのではなく
ワーストパフォーマンスを30から35にするトレーニングをすることにしました。
それが結果として100を101にすることだってありますし
何より100を101にするよりも30を31にするほうが簡単なのであります。
具体的に言うと少ない時間と体力でより大きな成果を出すトレーニングをしました。
締切の無い簡単な仕事を後に回して調子が出ないときに取り組むために温存しておいたり
調子が良い時に自分なりの考え方のフレームワークを作っておく事で
調子が悪い時はそのフレームワークに沿って仕事をするだけの環境をつくっておくことで
社会人生活で不調の波に直面した時の被害が幾分かマシになりました。
たとえ絶好調の時に200の成果を上げる事が出来ても絶不調の時に「ー100」を作ってしまったら本末転倒です。
そこで絶好調の時は100でも良いので調子が悪い時にも最悪「0」欲を言えば「30」ぐらいの成果を
上げられるように日頃から鍛えておく事でスランプに陥っても心に余裕を持って仕事が出来るようになりました。
社会人として1年間働いてみて一番難しかったのはマイナスを作らない事です。
1日休めばその日やるはずだった仕事がごっそり残るので「マイナス」です。
その日やる予定だった仕事を消化して初めて「ゼロ」になるのです。
ミスをすれば余計な仕事が生まれるので「マイナス」です。
ミス無く納期までに仕事を終わらせて初めて「ゼロ」になるのです。
さて。
その中で調子が悪い日でも「30」の成果を出せるようになったら最強の社会人とも言えるのではないでしょうか?
僕は今絶賛スランプの中に居ますがまだまだ「30」も成果を出せていないので「30」を出せるようになった自分をイメージして
そこに向かって突っ走って行きたいなと思います。
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