【paprika x 浅葱 Graduation Live】卒業ライブで話したかったこと。


先日卒業ライブをして来ました。
3年間歌い続けて来たpaprikaってバンドでサークルの仲間の浅葱ってバンドと合同で行いました。

社会人1年目と大学4年生の2世代バンドなのですが
ちょうど2年前に作った自分たちが卒業の時に歌いたかった楽譜があって
今回その曲をアンコール枠前、最後に持って来ていたのですが、

その曲の前にするMCを必死に考えたのに
本番ステージで話そうとしたら頭の中が真っ白になって
色んな想い出がこみ上げて来て

話したかった事と違う事話したので、
原稿だけでもどこかに貼っておきたいなと思って、
一番押し付けがましく無いかつ人目につきそうなblogに貼る事にしました。

以下
話す予定だった原稿です。

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早いものでして我々paprikaからは次の曲で最後になります。
この曲を歌う前に少しバンドの話をさせてください。

このバンドは僕が組みたくて組んだバンドです。
関西の方に遠征に行った際に声量と表現力を勝負に歌っているバンドを観て
良いなと思ったのと同時に最近のK.O.E.にこう言うバンドって居ないなと思って
paprikaと言うバンドを組もうと決めました。

メンバーの構想は一瞬で浮かんできました。
楽譜から運営まで自分でやるのは初めてだったので相当緊張しましたし
重圧もあったのですがだからこそメンバーに対するこだわりは強かったです。

ばーなーは凄い奴です。1回渉外で一緒になりました。
その時にせっかくの機会だったので終わった後にFBのラインをしたんです。
その時に「vox oneのsay you love meを聴いてみて!」と言ったんです。
そしたらその1ヶ月後に「歌えるようになったんで聴いてください」って
僕のところに来たんです。
ばーなーと一緒に成長して行きたいと思いました。

松本とはスタバンが一緒でした。
彼女は誰よりもリードが上手いです。表現力にも溢れています。
だけどなかなかコンサートのステージに立つ機会に恵まれませんでした。
それでも誰よりもコンサートの事を考えコンサートに尽くして
僕が他のバンドでライブをした時には応援にも来てくれました。
そんな彼女と絶対にコンサートに立ちたいと言う想いは強かったです。
彼女のリードをサークルライブのステージで届けたかったんです。

ハヤキには感謝しています。
彼には一回バンドへの加入を断られています。
それでも僕のわがままを聴いてくれました。
また僕がプロデューサーをつとめたコンサートでは彼自身バンドに不幸が続き
出演機会を失っていたにも関わらず特別企画コアでも受付班でも僕を支えてくれました。
寒い中2人きりで部室前で作業をしたこともありました。しかも真冬の雨の日に。
そんな彼も今こそ代表任期を終え4年生としてサークルを引っ張る身になりましたが
1年生の時はまだまだ光る原石でした。
そこでこのバンドではミュージカル経験のある松本から少しでも表現を
盗んで自分のものにして欲しいなと思っていました。

吉岡とは彼女が入学した時からの付き合いです。受付班の後輩でした。
“絶対音感の音痴”と言うニックネームを持つだけでなく
地声でhiE♭を張ったり彼女の歌の実力は誰よりも知っていました。
しかし彼女は兼サーしていたこともあってあまり歌う場がありませんでした。
初めて楽譜からバンド運営まで1人でやるバンドだったので
音感面でバンドを、そして僕を支えて欲しかったのと、彼女の声量と
音域と音感をこのバンドで伸ばして輝かせて行って欲しいと思っていました。

最後に熱田。彼は間違いなく12代のエースです。
だからこそ1年生の時は彼の編曲で歌うことは多かったものの彼が他の人の編曲で歌ったり
誰か他の人がバンド練習を運営して行く中で歌う機会こそ少なかったように思います。
そんな彼には和音を作って行く面やアレンジをしていく面で
バンドをそして僕を支えて欲しかったのと
バンドで活動して行く中で他人の楽譜を歌ったり他人のマネジメントで歌うことで
少しでも盗める技術を盗んで行って欲しいなと思っておりました。

色々やりたい事はありました。
それでもこうやって卒業ライブのステージにこうやって立ってみると
結局僕がこのバンドで一番皆に色んな物を貰っていて一番幸せものになっていました。
今はこのバンドを組んで良かったと言う気持ちとありがとうの気持ちにあふれています。

僕はこのバンドが大好きですしこの5人が大好きです。
だからこそ誰よりもこのバンドに他の5人に愛を注いできました。

アカペラはめちゃくちゃ上手い人が1人居ても歌えません。
絶対音感が6人居ても、楽譜書ける奴が6人居ても、歌えません。

ハモるのに時間がかかります。
走るし拍だって飛びます。
オーデに落ちて泣いた日もあります。

定期練が組めずに深夜練で歌いつなぐ時もありました。
メンバーの長期留学で1年近く活動が滞ることもありました。

それでもこうやって歌ってこれたのは
メンバー全員が心からバンドを愛しそれぞれが
バンドの事を想い続けてきたからです。

今日はバレンタインです。
皆さんも是非今日は帰ったらバンドメンバーに
ありがとうと大好きを伝えてみてください。

それでは最後に
メンバー皆で大好きなバンドのために歌います。
聴いてください。

We’re All In This Together.


今はまだライブが終わってしまった実感もわかないので
もう少し余韻に浸ったらメンバーへの感謝の気持ちと
僕がこのバンドで3年間歌って来て教えてもらった大事なことを
書き残しておきたいなと思います。

とりあえず今はこの幸せな気持ちと
溢れんばかりのメンバーへの感謝を大切に胸にしまっておきます。


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