参考:【アカペラ】録音はスタジオでしっかりと!【綺麗な音を録る】
ブログをはじめたばかりの頃に書いた記事です。
概ね今と考えは変わっていません。
要するにオーディションに出す録音は雑音の入らない環境で
しっかりと入るべき音を入れて録りなさいねと言うお話です。
たまに居るんですよ。
空間録音をした方が綺麗だって言う人。
僕にはちょっと日本語の意味がわかりません。
いや。
日本語の意味は分かります。
ごめんなさい盛りました。
だったらプロだってコンデンサーマイクと機材通さずに
直接目の前に高性能のレコーダーおいて録音するわってなお話です。
失礼その1
ベースやパーカッション等の低音が聴こえにくい。
聴きたい音が聴こえない。
失礼その2
外部の雑音が多く交じる。
聴きたく無い音が聴こえる。
簡単にあげるとこの2点が物凄く審査員に失礼です。
もちろん審査員は審査をする以上本気で耳をこらして聴くべきですが
汚い音源提出して何も自分たちから心象を悪くする必要あります?
僕の出身サークルではたまに
「空間録音の方が上手く聴こえる」なんて事を
言っている人が居ました。
それはきっと音響の使い方が下手だからです。
ライン録音が上手く聴こえないときは
大体下記の原因が考えられます。
1.音作りが下手
2.エフェクターの掛け方が下手
3.マイクで歌うのが下手
まあ上2つなら可愛い物ですが
オーディションに出す上でマイクで歌うのが下手なのは
そもそもの生歌が下手なのと同じレベルで致命的です。
何故ならば多くのステージではオーディションに通過すれば
嫌が応なしにマイクで歌うことになるからです。
ちなみに僕の録音の時のオススメはコンプレッサー!
是非コンプレッサーを使ったことが無い方は
下記の記事を参考にしてみてください!
上記のコンテンツと少し矛盾してしまうのですが
何のためにその録音を提出するのか考えた方が良いバンドさんが
たまーに居るのが非常に残念に思います。
そうなんです。
提出された音源のリバーブが深すぎる。
「なんでそうしたの?」と聴くと
「和音が綺麗に聴こえやすいから」とか
「ミスが目立たないから」とか
「上手く聴こえるから」と答えてくれるバンドさんが多いです。
まあ上記2つの理由は論外です。
そんなことしないと人に聴かせられないのであれば
オーディションに出すべきではないと僕は思います。
※CDのレコーディングなら別です。
※綺麗な音をとる事がゴールなのでどうぞやってください。
最後の「上手く聴こえるから」だけ
ちょっと考え方を変えて欲しいなと思います。
もちろん自分たちの演奏を上手く聴かせる事は大事です。
ただしことオーディションにおいては
誤摩化すことも大切ですが審査をしてもらうために
聴いてもらっていると言う事を忘れないでください。
リバーブがふかすぎて和音がどんな和音なのか
誰がどんな音を出しているのか聴き取り難くなってしまったら
それは本末転倒なのではないでしょうか?
ちなみにお風呂場音源を作るにしても
ライン録音したほうがエフェクターの融通も効くので
綺麗な音がとれますよ!!!
だからわざわざ空間録音するのはやめましょうね。
誰も幸せになりません・・・。
是非
なんのために誰に何を聴いて欲しくて
その録音をとっていて
それにはどんな音が最適なのか
今一度考えてから
オーディションの録音はするようにしてみると
良いと思います!
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