先日twitterでサークルの同期とダル絡みをしている時の事でした。
お互いに煽り合っているときに
「テンポ200で16ビート打てるパーカス = 上手いじゃねえだろ!!!!」
とリプを飛ばされてふと考えたのです。
確かに僕もサークルの後輩には常々から
「大事なのは連打じゃない。リズム、テンポ、音色の3つなんだ。」
と言って来ました。
もちろん今でもそう思っていますし、
早いテンポで細かい刻みが出来るのは凄いなと思いますが、
それ即ち上手さだとは考えておりません。
ただしいつの時代も「速さ」は男の中二心(ちゅうにごころ)をくすぐります。
緋村剣心や四代目火影に永遠の憧れを抱くわけであります。
そこで今日は、
いままで試しても見なかったテンポ200で16ビートを打つって
どんなものなのか試してみました。
1回目に録った際に構成をド派手に間違えたため2発撮りです…。笑
テンポ200で16ビートは思っていたよりも難しかったです!
16ビートを鳴らすだけならばほぼほぼ誰でも出来るのではないかと思います。
現に僕でも16ビートを鳴らすだけならば出来てしまいました。
しかしテンポ200で自分が出したい「ノリ」を出すのは恐ろしく難しいなと思いました。
もちろんmidiに合わせて打っているのでノリを作りづらいのは承知しております。
だけれども終止テンポ200と言う事実に振り回されて
16分でバスとスネアを交互に刻むことに一生懸命になってしまい、
パーカスの醍醐味である「ノリ」や「グルーヴ」の表現を満足いくレベルで出来ないなと感じました。
個人的にはメロはもっとゆったりと打ちたかったのですが、
終止前のめりになってしまいました。
サビも同様にアップテンポなビートの中に
ゆったりとした時間の流れを表現したかったのですが、
恐ろしく前のめりな演奏になってます。笑
「何をもってテンポ200で16ビートを打ったと言うか」によって結論は異なりますが、
僕はテンポ200でしっかりとグルーヴまで意識して
16ビートでズカズカ刻めたら、
そのパーカスは上手いと言っても良いのではないのかなと思いました。
ただしテンポが速いのでミスを誤摩化せますし、
展開を練らなくてもそれ相応に聴こえるので
最低レベルの担保は逆に簡単なのかなと思いました。
そういった面では、
最低限のレベルにもっていくのは、
やっぱり邦楽バラードが1番難しいのではないかと思います。
※それにしてもこの「星のスニーカー」リードの口はまわるのだろうか…。笑
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