現在週刊少年ジャンプで“黒子のバスケ”って漫画が連載されております。
その昔バスケットボール部に所属していた僕からするとNBAのスカウトマンもびっくりな大技を繰り出す高校生が沢山いる奇想天外な漫画なのですが、そんな奇想天外な中にも少年漫画らしい男の友情だったり厨二心くすぐる大技があったりするのでなんだかんだ「ありえねーだろ!」と言いつつも見てしまう大変面白い漫画です。
是非こんど見てみてください。
黒子のバスケにはラスボス的なキャラである「赤司くん」がいます。
彼はポイントガード(ゲームメイクを司るポジションです)なのですが、多重人格者でして。
自分絶対主義・勝利至上主義の赤司くんと、仲間を大切にする心優しい赤司くんがいます。
これが非常に面白かったので紹介します。
①自分絶対主義・勝利至上主義の赤司くん
物凄い実力をもってワンマンプレイで相手に挑みます。
仲間は一切信頼しておりませんが、NBAスカウトマンもびっくり、もはやその気になれば国を一個滅ぼせてしまうようなスペックで相手に挑みます。
②仲間を大切にする心優しい赤司くん
彼自身は”まだ”常識の範囲内の実力ですが、仲間の力を300%ぐらい引き出します。
それが彼の特殊能力らしく、彼自身の力と言うよりは仲間の力を最大限+αで引き出すのが彼の特徴です。
これを見た時にはっとしました。
「お前はバンドの為にパーカスを打っていない。」
僕が2年生の時に1個上の代の尊敬していた先輩に言われた言葉です。
以前記事を書きました。
自慢じゃないですが、その気になれば有声パーカッションならば収容人数600人のホール程度ならば実声で演奏出来るだけの自負はあります。
でもその爆音によってバンドメンバーの100%の実力を引き出せるかと言ったら否です。逆にバンドメンバーの足かせになりかねません。
以前書いた上記2つの記事で言い続けて来た事。
「バンドのために打つパーカス」
ってまさにこのことだなと思いました。
仲間の力を300%引き出せる演奏です。
「歌い易い」って純粋にあると思うんです。カラオケに行った際にバックミュージックのテンポがブレブレだったり、バックミュージックの音量が大き過ぎあり小さ過ぎたりしたら歌いづらいですよね。それと同じです。
まさか厨二心をくすぐる少年漫画からこんな教訓を得られるとは思っていませんでした。笑
NBAのスカウトマンもびっくりです。
前日上記の記事でも書きましたが、①自分絶対主義・勝利至上主義の赤司くんではいつか限界がくると思います。何事に置いても。
例えばビジネスでも、1人で考えるよりも対局の意見をもった仲間と難癖をつけ合う事で見えていなかった穴が見えてより良いものが完成すると僕は思います。素晴らしい仲間を持つと自分1人では見えなかったところまで見えたり、まったく異なった価値観を知る事ができるものです。
意外に身近な漫画にも教訓ってあるものです。
卒業論文が難航しております。
息抜きに漫画を読んだりアニメを見たりしようかなと思います。
今の僕のオススメは「くまのプーさん」です。
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