これは僕がpaprikaと言うバンドでいつも通りに練習をしているときの写真です。
手前の赤い少年がベース、僕はその横っちょの白い服を来た眼鏡の青年です。
よくボイスパーカッションやボイスベースをやっていると、ベッパーとかリズム隊って2人で1つのように呼ばれますが実は僕演奏中にベースをまじまじと見る事ってあまりないです。
以前友人の大吉と言う元ベーシストの男と対談をさせていただいた時に彼が言っていました。
「僕はドラムと言うよりリズムギターを聴いている。」
僕も実際にコーラスがリズムを刻んでいるときはそっちに神経を集中させていることが多いです。
こちらの動画をごらんください。
リズムギターのチュートリアル動画です。
動画の後半部分を見ていただいたらわかるかと思います。
ドラムが作った土台に味付けをしていくのがギターなのです。ドラム1人ではノリは作れないと言っても過言ではありません。実は一番わかりやすくノリを作れるのはリズムギターだと僕は思っております。
とは言え僕もパーカショニストなので「ドラム1人でも充分リズムもグルーヴも作れるぜ!」って言うのが本音ではあります。でもこの本音を貫き通すにはリズムギターとの信頼関係は必要不可欠なのです。
敢えて物凄く悪い言い方で表現します。
信頼関係が築けてない中リズムギターを一緒に演奏するとリズムギターが邪魔で邪魔で仕方ないのです。自分が作りたいリズムと別のリズムを作られたら誰だって邪魔ですよね。邪魔なリズムに妨害されながら演奏すれば当然テンポも乱れます。グルーヴなんて言葉存在し得ません。
だから僕は普段の練習でもリズムを作る動きをしているコーラスがいるときはそこに神経を使うようにしております。
逆に言うとアカペラコーラスに置いてコーラスはリズムがとれなくて良いと言うのは大きな間違いで、悪い言い方をしてしまうとボイスパーカショニストからするとリズムがとれないリズムギターは本当に邪魔なんですよ。例えばコーラス同士だと音程がめちゃくちゃな人と歌うと辛いですよね?それと同じです。パーカショニストからしてみればリズムがすっちゃかめっちゃかなコーラスと歌うと辛いものなのです。
それこそ先ほどの動画にあったような、ドラムのビートやメトロノームを聴きながらのテンポ感やリズム感の基礎トレーニングはベースパーカスだけでなくコーラスもすべきだと思うのですよ。
僭越ながら先日後輩の前でボイスパーカッションについて講義をさせていただきました。
その際に同期のコーラスに寄稿してもらった文章の一部を紹介させていただきたいと思います。
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バンドのリズムをベッパーだけ で創れるとおもっている奴らは全員一生ベッパーセッションだけやっていれば良いと思う。コ ーラスのリズム、コーラスのスキャットがつくろうとしてるノリを汲み取る必要がメッチャあ るからこそパーカスは、初回のバンド練習の前に絶対に譜面を読み込んでほしい。
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逆もまた然り。
音感やピッチ感のトレーニングはパーカッション含めてバンドメンバー全員でやった方が良いのと同じ。
テンポ感やリズム感のトレーニングも基礎の部分はバンドメンバー全員でやるべきだと僕は思います。
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