先日会社の同僚を帰宅している時に学生時代のサークルの話になりました。
お互いにサークルに所属したことが
今の社会人生活でどんな風にどんなところに生きているか
話しながら帰ったのですがそれがきっかけで
最近随所でサークル時代に得られたものの恩恵を感じるようになりました。
その中でも”後輩”と言う立場だからこそ実感で来た
アカペラサークルで”先輩”をしたことにより得られた大切な学びを
紹介する記事を書いてみようと思います。
僕がアカペラサークルで先輩したことにより得た気付きの中でも
1番大きな気付きと言って良い程今の自分に還元されているものです。
はじめはぴよぴよの1年生もどんどん成長していくわけで
いずれ先輩が先輩しなくても良いタイミングがやってきます。
その時には自分は先輩せずに敢えて何もしないことも
凄く大切なことだと気付けるようになりました。
先輩が先輩しないことにより後輩に考える機会を提供できますし
彼・彼女等が考えたことを責任をもって実践する場も提供できます。
先輩として自分が同じバンドに居ることで
失敗が見えている時には予めこっそりフォローの準備をしておくことで
後輩の挑戦を後押しすることだって出来ます。
そういう意味でも後輩が失敗出来るのは
後輩が先輩である自分と一緒に歌っている時であるという
少しばかり傲慢な考え方って出来なくも無いのかなと思いました。
2年生が1年生の後輩と歌う時にミスをしてしまうと痛いですが
逆に3年生の先輩と歌う時ならば胸をかりるつもりで
どんどんチャレンジングな実験をすることが出来たりするものです。
ぴよぴよの後輩も歌っているうちに
サークルやアカペラに対して各々の価値観が芽生えて来ます。
そうした時に彼・彼女等の考えを聴いて
「じゃあそれやってみようぜ!」って言える
彼・彼女を放置する(良い言葉で言うと任せる)ことで
「じゃあそれで試してみようか!」って言える
そんな環境をつくって
いつでもバックアップ出来るように備えつつ
後輩の出したソリューションをそっと優しく
少し離れた場所から見守るのも時に先輩として
凄く大切なことだと学びました。
まあもちろん色々言いたくなる時もあります。
でもそれはきっと誰しも同じなんだと思います。
社会人としてもエンジニアとしてもアカペラーとしても
僕もまだまだ誰かの後輩なわけで間違った答えに行き着くことも沢山あるかと思います。
そんなまだまだ未熟な僕を
優しく遠くから見守ってくれている人がいるからこそ
僕はどんどん成長出来るわけであります。
時には何か言いたくなっても
ぐっと堪えてそっと遠くから見守るのも
1つの先輩としての大切な構え方だと僕は思います。
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