どうも!
mokabuu.comをご覧の皆さんこんにちは!
突然ですが…
皆さんは音楽的な方針をめぐりモメたことはないですか?
僕は星の数ほどあります。
音楽的な方針に限らずバンドの方向性でもよくモメます。
この時に建設的な議論を出来るか
ただの喧嘩に終わってしまうかで雲泥の差がうまれます。
そこで今日は
コミュニケーションのコツについて少し紹介したいと思います。
議論になった際には
まずは相手がどのように自分の意見を述べているか観察しましょう。
ここが実は凄く大切です。
感情的になっている相手を
論理で説き伏せようとすると相手の温度感は上がります。
そして議論にも失敗します。
逆に論理的な相手に対して
感情論をぶつけても納得は得られません。
そして議論に失敗します。
つまり!
論理的な相手には論理的な根拠を提示し、
感情的な相手には感情を大切にした提案をすることが大切なのです。
このケースでは相手の感情をコントロールすることが大切です。
議論になると言うことは
相手は少なからず「怒り」や「悲しみ」等の
ネガティブな感情を抱えています。
※本人がそれに気付いているかは別です
この感情を
「共感」そして「賛同」に持って行くことが
今回の目的になります。
このとき出来る限り相手が
「yes」と言い易い環境を作ることが「共感」へのポイントになります。
「ふざけんな!そんな意見みとめねーぞ!」
と言う人に対して何を言っても無駄です。
なのでまずは、「そうだよね。」と共感から入るのがポイントです。
一度ネガティブなものを全て吸い出してしまう作戦です。
その上で、相手の温度感が少し下がったら、
「確かにお前の言う通りだよな…。」
「でも逆にさ!」
と、反対意見を相手自らの口から出してもらうことで、
冷静になった状態で相手に反対意見についても考えてもらえるかもしれません!
この手のタイプのコミュニケーションでは
相手の仮説を裏返す事例を1個出すのが有効です。
例えば
Aviは外人だ!
Timは外人だ!
Barryは外人だ!ベーシストは皆外人だ!
と言う主張をする人が居た時は
青木肇は日本人だ!
北山洋一は日本人だ!
と言えば相手のロジックは破綻するので意見を聞いてもらえるようになります。
①相手が主張したい内容
②それを主張するための裏付け
をしっかりと把握し、
①を裏返すための事例を出すことで
②が破綻し①の説得力が弱まりまるわけです。
相手がしっかりと事例まで探して
考え抜いて来ているところに一時的な感情や
裏付けの無い一個人の意見を提示しても
それはとりあって貰えませんよ。
アカペラは人の声を重ねて音楽を創り上げます。
つまり人に深く根付く音楽形態なのです。
だからこそ人と人との結びつきが非常に大切になります。
どのように伝えたら相手に一番伝わりやすいか?
常に相手の立場に立って考え、
相手に一番伝わる伝え方で自分の意見を言える人が揃っているバンドは
非常に魅力的なバンドになるでしょうし、
逆に皆が好き勝手に
自分が言いたいように自分の意見だけ言っていたら
すぐに仲が破綻してしまうのではないでしょうか?
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