ShuffuleとSwing
今までも何度か記事を書いてきましたが、今日は「ShuffuleとSwingのリズムのとり方」にフォーカスして記事を書きます。
まず初めに断っておくと、ShuffuleもSwingも概念がものすごく曖昧です。だから、楽譜に直接3連符が書き込まれず、楽譜の上の方に「よしなに跳ねさせて歌ってね」って書いてあるのです。
なので、今日は僕なりの、リズムの解釈を書きたいと思います。もちろん、根拠なき感情論ではなく、考え方の根拠は記載しますよ!笑
結論:Shuffuleは縦・Swingは横
多少の語弊はありますが、僕はShuffuleが縦が強く、Swingは横が強いリズムだと考えています。
もちろんSwingもしっかりと縦でバスが入っていて、縦が強く出るリズムではあるのですが、ShuffuleとSwingの徹底的な違いは「横のリズム」にあると考えます。
Swingは、言葉を切らずに(切っていたとしても)だらだら繋げて歌ったり、演奏したりするのに対して、Shuffleがしっかりと縦を出して歌ったり演奏したりするイメージが強いです。
❶ ビートを眺めてみよう
僕の意見は、それぞれのジャンルを演奏するときのビートに裏付けられています。
Swingは4ビートが主となるのに対し、Shuffleは8ビートや16ビートが跳ねる形をとることが多いです。
じゃあ、Swingは4ビートでShuffleが8ビート/16ビートだからどうなるのかって話をしましょう。
❷ 4ビートの特色はレガート
4ビートの命って何だと思いますか?
ドラム奏者なら一発で思い浮かぶと思います。
そう、レガートです。
基本的に、絶対に、シンバル系の楽器をレガートするのが4ビートです。
だから、音と切らずに繋げるような演奏をすることになるのです。
❸ Shuffuleは音の歯切れが良い
先ほどのSwingのレガートを意識しながら聴いてみてください。
音の歯切れがかなり良いですよね。
なので、しっかりと一音一音を歌って粒を良くすべきだと僕は考えています。
まとめ
こんな感じで持論をまとめてみました。
事実、僕は「4ビート以外のスウィング」や「4ビートのシャッフル」をほぼ聴いたことがないです。
以下のようなジャングルビートが面白いのも、本来シンバルをレガートすべきSwingでガンガンフロアタムを叩くからでしょう。
※Sing Sing Singより
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