【アカペラ】その「出来ません」ほんと?


出来ません と やりません
僕の一番好きな言葉は「やりません」です。

そして僕の一番嫌いな言葉が「出来ません」です。

これは僕が学生時代に学び、社会人になってから確信したことなのですが、「世の中、大体のことは出来る」ものです。しかし、人間って弱い生き物なのですぐに言い訳をしたがるのです。

今日はそんな言い訳に打ち勝つためのコツを紹介したいと思います。


言い訳に打ち勝つためのコツ

出来ませんと言わないこと

だと思います。

ただし、「出来ません」って言いたくなるのもすごくよくわかるんです。

なので、「出来ません」と言わないためのセリフを、何パターンかに分けて紹介したいと思います。


1.能力が足りません
バスケ部の時も、アカペラサークルの時も、会社に入ってから、度々こんな言葉を耳にしてきました。

「俺は能力がないから出来ない!」
「誰もがお前みたいに出来るわけじゃない!」
「俺は才能がないんだ!」

別に「100Mを10秒で走れ!」って言うような無理難題を言われているわけでもないのに、すぐに能力のせいにして「無理だ!」って言う人いますよね。

例えば、アカペラの話なので「音域が足りないので歌うことが出来ません」とかにしましょうか。

「音域を伸ばす努力」はしたのか。
音域を伸ばす努力をしなければ音域は絶対に伸びません。自分でやってどうしても無理ならボイトレに行けば良いじゃないですか。ボイトレ行って、毎日何時間も発声練習して、それでも音域が伸びなかった時にはじめて「音域のせいにしても良い」と僕は思いますよ。人によって得意不得意があるし、そもそも何事も最初は出来なくて当たり前なんですよ。

音域を伸ばすために、そこまで練習する気が無いのも良いと思うんです。別に無理して今の自分に出せない音を歌う必要もないじゃないですか!

でもその場合は「出来ません」はちょっとおかしいですよね。そもそもやってないのですから。何も自分の能力に悲観的になったり、自分の能力を限定する必要はないんです。

「今の状態ではその音は歌えないし、その音を歌えるようになる努力をする気が無いので、やりません!」でも良いと僕は思いますよ!


2.時間がありません
残念ながら1日は24時間です。
これはサバンナにいても東京にいても変わらぬ揺るぎない事実です。

じゃあなんで時間がなくなるのか?

それは「優先度が低いから」なんですよね。僕は「やらない」と言う選択肢はおおいにありだと思っています。

物事は優先順位をつけて優先順位が高いものからやっていくべきです。例えば「音源審査の前にステージングの練習をする必要って無い」ですよね。

もちろんステージングの練習はするべきですよ!

でもなんでもかんでも出来るほど、潤沢な時間を持ったバンドさんって少ないと思います。だからこそ、その時々で一番必要な練習を選択してやっていくわけじゃないですか!

みんな同じ時間でやってるんです。
時間がないのは「そのために時間を割いていないから」か「効率が悪いから」なんです。

それを、なんでもかんでも「時間がなかった!」で片付けてしまっては、きっと10年後も「時間がなかったから音とり出来なかったわ!」って言ってますよ!

「テスト期間だから音録りよりもテスト優先させて!」でも良いと僕は思いますよ!もちろん両立する工夫もすべきですけどね!


3.経験がないから分かりません

「経験がないから編曲は出来ない?!」

「じゃあお前はいつ経験するんだ!」

そもそも編曲したことがないと編曲は出来ないなんて、そんな馬鹿げた話があるだろうか!(いやない!)

編曲したことがない人は編曲が出来ないのであれば、最初に編曲をした人はどうやって編曲をしたんだ!

みんな、最初はわからないんです。わからない中で試行錯誤して、たくさん失敗して、その中で学んでできるようになっていくんです。

大事なのは挑戦する精神です。
なのに「経験がないから出来ない」って言っていたら何も出来ませんよね。

言うとしたら「失敗が怖いからやらない!」だと思いますよ!僕は別にこれでも良いと思うんです。

失敗だって立派なリスクです。
だから、わざわざそのリスクを踏みたくない人に「いいからやれ!」って言うのも違う話ですから。


まとめ
最後までお付き合い頂きありがとうございます。

すごいストイックな記事になってしまいました。笑

ただ、僕が言いたかったのはこの3つなんです。

  1. 人の能力は自分が思っている以上に高い。出来ないのは、ただ本気で努力していないだけ。能力がないとしたら本気で努力する能力。
  2. 1日は24時間。これは全生物に平等に与えられた時間。だから、如何に24時間で成果を出すか工夫しないと、いつまでたっても何も変わらない。
  3. 経験は最初は誰も持っていないもの。だからこそ、最初の一歩を早く踏み出して早く沢山の経験をしちゃうことが大事。

だから僕は「出来ない」と言わずに「やらない」と言う言葉を使うことをオススメします。

本当はやろうと思えばできることなのに、「出来ない」と言っているうちに、本当に出来ないと錯覚してきます。そうなってしまうと、本来はできることまで出来なくなってしまいます。

マイナスな自己暗示なんて不要ですよね!

だったら「俺はやれば出来るけど、やりたくないからやらないんだ!」と言ってしまうのも手だと僕は思いますよ!


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