【就職活動】ファーストキャリアは自分がどうなりたいかで選ぼう!


新卒は赤ちゃん
どうも!僕はまだまだ新卒2年目の赤ん坊です。
ただし、赤ん坊なりに色々感じた事があったので記事を書いています。社会人になると、今までの学生生活から生活習慣や社会的な立ち位置がガラリと変わります。学生時代は、親のお金で飲食し親のお金で学校に通い親のお金で生きていましたが、社会人になると自分のお金で飲食し自分のお金で家を借り自分のお金で生きて行くようになります。また、学生時代は学校にお金を払っていましたが、社会人になると会社にお金を払ってもらうようになります。

お金を消費する人から、お金を稼ぐ人(そして消費する人)になるわけです。

当然、社会と言う大きなゲームの中での役割が変わるわけですから今までの常識が通用しないこともありますし、多くのことを0からスタートしなければなりません。つまり新卒社員が生まれたての赤ん坊となんら大差はないのです。なので、ファーストキャリアの会社選びがとても大切です。ファーストキャリアとなる会社の考え方や風習にどっぷり染まって行くことになるので、自分が40歳50歳になったときにどんな人間になっていたいか考えずにキャリアを選んでしまうと失敗してしまいます。


1.人から与えられるものをモチベーションにするのは危ない
大学の後輩と話していると「高学歴」と同じ考え方で「高収入」や「ブランド企業」を志している人が一定数いるのが気になります。もちろん収入無しでは生きて行けませんし、自分が誇れる環境で働く事は大切です。ただしここで1つ気をつけたいのは「社会人スタート」は人生のゴールではないと言う事です。

じゃあ仮にその企業のお給料が暴落したり、その企業のブランド価値が0になった時にはどうなるのかな、って考えてみて欲しいのです。お給料も企業ブランドも他人から与えられているものなので、いつ奪われても文句の言えないものです。そして、他人から与えられているものって自分ではコントロールできないものなので、それをモチベーションに働いてしまうと非常に危険なのです。

給料なんて経営者が変われば水準なんていくらでも上下しますし、なんなら会社の業績が悪化すれば当然大幅に下がったりするものです。逆もまた然り。今はお給料の低い会社でも、大成功を納めて給料が2倍になるなんて話だってあるわけです。企業ブランドも同じです。具体的な名前こそ出せませんが、過去に一世を風靡した世界的に有名な大企業だっていくつも倒産しています。インターネットの時代になって、時代の流れは加速しています。ちょっとしたことで企業の業績が傾いて、どうにか出来ずにいっきに潰れてしまうなんてことも容易に想像できるわけです。

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2.社会人はゴールではない
稀に会社に入るために人並みならぬ努力をしている人が居ますが、僕は就活の際に努力するのは非常に危ないと思っています。なぜかと言うと、企業の人事は「努力したあなた」をみて採用してしまうからです。

当たり前の話になりますが、社会人生活のスタートはゴールではありません。社会人になると、今度はゴールのない努力をひたすら毎日続ける事になります。その時、「努力したあなた」が採用の水準になっていると、一生死ぬまでその時の努力かそれ以上の努力を強いられてしまうわけです。その企業に入るためにかかった労力は、入社後にかかってくる労力と同じです。一生努力するつもりで努力して入社しているならば良いのですが、企業に入る事を目的に努力していると入った後で後悔します。

社会人になると、理不尽の連続や正解が無い難問が待っています。学生時代だったら努力すれば大抵の事は解決したかもしれませんが、社会人になると努力に加えて結果が求められてきます。これから先の人生、成果を出し続けるために走り続ける事を前提に、自分はどれぐらいのペースでなら走れるのか考えて企業を選ばないと、鬱病や早期転職などの悲しい結末が待っているので気をつけてください。

また、そうなったときに「お金」や「ブランド」で企業を選んでいると、「こんなに辛いんだからもっとお給料が欲しい!」とか「こんなに苦労するならもっとブランド価値の高い企業にで働きたい!」と考えるようになってしまいます。そうなってしまうと、文句しか出て来なくなり、辛いのは自分自身です・・・。

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3.自分だけの趣味じゃなくなる
「プログラミングが好きだからIT業界に入ります」とか「人と話すのが好きだから営業やります」とか「何かを企画するのが好きだから企画職やりたいです」とか言う人が居るのですが、僕はこれは「アマチュアイズム」だと思っています。「好きだからやる」のであれば、別にプロとしてお金をもらってやる必要なんざ無いのです。もちろん、お金をもらって働くからには好きなことをやった方が良いです。ただ、好きなだけではやっていけないのがプロだと僕は思っています。

皆さんは好きな歌手は居ますか?
好きなスポーツ選手はいますか?
好きなテレビ番組はありますか?

日々の生活の中には、
好きな歌手の新曲を楽しみにしたり、
好きなスポーツ選手の活躍を観るのを楽しみにしたり、
好きなテレビ番組が始まるのを楽しみにしたり、

そういう一面があるかと思います。

それと同じなんです。

「あなたがつくるプログラムを楽しみにしている人がいます」
「あなたが売ってくれるのを楽しみにしている人がいます」
「あなたの企画を楽しみにしている人がいます」

社会人になってプロになると、自分ひとりの趣味では無くなるのです。どんな仕事でも自分のファンを作らなければプロとしてやっていくことは出来ませんし、自分に仕事は振ってきません。そしてファンが出来たら、ファンの期待に応えなければファンはどんどん離れて行ってしまいます。好きだからやっていた趣味が、仕事になる瞬間です。

今日は気乗りしないとか、この仕事はやりたくないとか、そういうつまらない事を言っていられなくなります。ファンをわくわくさせるパフォーマンスをし続けるのが社会人の宿命なのです。

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まとめ
と、言うのが僕がファーストキャリアで身に沁み就いた価値観です。

恐らく違う企業に行ったり、違う職種についたり、違う部署に居れば、また異なった価値観が身に沁みついていたでしょう。人は思っている以上に環境に洗脳されます。社会人になると、学生時代とは全く考え方が変わります。だからこそ、自分が10年後20年後に、どういう考え方をするどういう大人になっていたいか考えて、ファーストキャリアを選ぶと良いのではないでしょうか?


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