こんなニュースを見つけました。
「May J.」歌上手いのにどうして不人気? 「心に響かない」「語尾のクセが苦手」…
このニュースを読んでいたらコメント欄に、「歌を歌うのが上手いひとと歌を伝えるのが上手いひとの違いだ」という趣のコメントが寄稿されておりました。
うむむ。耳が痛いですね。
そうなってしまう理由ってなんなんでしょう?少しコメントを追ってみます。
- 語尾の歌い方にクセがある為、どの曲を歌っても同じに聞こえてしまいます。まっすぐに…声が良いだけにもったいない。
- 確かにカラオケがうまいけど抑揚がないというか聞いてて単純に譜面歌ってる感は半端ない。
- そりゃ松たか子さんは「ミュージカル仕様」で歌ってるんだから・・・上手く歌いこなしているだけのMay Jとは歌の奥行きが違うよ。
等が上げられておりました。
これって実は我々学生アカペラバンドにとっては耳が痛い話です。
「どの曲を歌っても同じ」とかはいろんな歌手の歌い方を研究してコピーすることで表現の幅が増えそうですね。また「抑揚」等は歌詞解釈をしてしっかりと自分でその歌詞の意味を表現出来ると良いかと思います。そういったところが「奥行き」などにもつながってくるのかな、と。
この記事を踏まえて僕は「歌は伝える手段だ」と言う事を再認識させられました。
「歌が上手い」だけでは「また聴きたい」と思ってもらえる「人気の歌い手」にはなれないのだなと。
確かにMay Jさんはカバーを多くされているアーティストであるが故に原曲アーティストと比べられてしまうのかも知れないですね。それは確かに原曲を歌っているアーティストとカバーアーティストを比べたら、原曲のアーティストの方が曲に心が”入りやすい”と思います。
歌って上手く歌うこともさることながら、それ以上に「気持ちを入れて歌う」のが大事なのかも知れないですね。
May Jさんの演奏はこちら。
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