久々に風邪で寝込んでしまっている。
先週の水曜日からずっと37.4℃〜38.4℃ぐらいを行ったり来たり。さすがにそろそろ体力も無くなってくる頃合いである。
さて、そんなこんなで寝込んでしまっているわけで、今年に入って早くも2回も後輩にステージを頼む事になってしまった。反省orz。
今回のステージも、前回僕の予定調整ミスで後輩に変わってもらったステージも、両方とも渉外活動という地域の方々に向けた学外のステージなのだが、このステージあなどるべからずである。
この地域にはご高齢の方が多く、老人ホームなどでもそうなのだがご老人ほど音楽的に厳しかったりする。それももちろんなのだがそれ以上に、相手がアカペラに精通していないお客さんと言う事がミソである。サークルコンサートやバンドでのライブに来てくれるお客さんは基本的にアカペラを聴きに来てくれているわけだから多少の粗は許される。が、しかし渉外のステージはそういうわけでもない。言ってしまえば聴きたくない人たちの耳にも僕たちの歌声は入ってしまうのだ。
だからこそ、僕は渉外のステージこそクオリティを重視している。
幸い2回とも僕が心から同じパーカショニストとして信頼している数少ない後輩の1人が請け負ってくれたから良かったが、クオリティ重視の僕にとって「ボイスパーカッションやってみたいから」「俺もボイスパーカッション音ぐらいならならせるんじゃないかな?」ってテンションでステージにでる後輩にはどんな状況下であれステージは譲りたくないしお願いもしたくない。
コーラスは音を当てハモることがメインになる。つまりアカペラをやっている人が聴けば実力は一目瞭然である。音を外したら分かるからね。でもパーカッションは違う。やってない人にとってどれがちゃんとなっている音なのかもイメージしずらい。それっぽい音が鳴っていれば上手いとされる事が多い。
しかし渉外のお客さん目線から見てみると、音がハモってようなハモってなかろうが分からない人にはわからない。リードが上手くてボイスパーカッションのリズムが安定していれば上手く聴こえるといっても過言ではない。実際に毎年サークルに入る新入生の中でも音楽経験が皆無の子達は口を揃えてボイスパーカッションとリードボーカルについて誉め称える。
僕はボイスパーカッションで良い音がなる事はさほど大事だとは思っていない。特に1年生のうちは音なんてどうでも良いのではないかと思っている。それよりも安定したリズムで演奏することの方が大事なのではないだろうか?音楽をやった事が無い人でもリズムの走りもたりが激しいのは分かってしまう。リズムがうねると気持ちが悪いものだ。
きちんとリズムを意識してその上でバスドラム・スネアドラム・シンバル系の音量バランスを意識したりできてはじめてボイスパーカッションができると言えるのではないだろうか?ぶっちゃけ音の出し方はその後でも十分間に合うと僕は思うんだけどな。
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