素直に言いなさい。
「カースティー(アカペラバンドpentatonixの紅一点) 胸」
って検索したやつはどこのどいつだ!!!!!!
残念ながらmokabuu.comはそう言うピンクなサイトではありません。アカペラが大好きな、第二言語修得について研究をしている大学生のブログです。基本的に日々の発見や日々気をつけていることを書いています。
基本的にってじゃあそれ以外に何書くんだよ!
良い質問です。たまに誰かに質問をされた際にその問があまりに良質で自分の価値観や自分の体験談まとめたくなるときって無いですか?そんな問いに対する自分なりの考えとかも書いたりしています。
今日はこんな問いに対する答えを書きます。
「どーやって編曲とかできる様になりました?昔ピアノとかやってたんですが今となっては音楽的なこととかさっぱりで、どう頑張ればいいかわからなくて…。」
ちなみに僕がはじめてアカペラ編曲に挑戦したのは大学2年生の春です。
入部した際はとてもじゃないけれどアカペラ編曲等出来ませんでした。僕が編曲出来るようになったのは過去の遺産があったからでした。
6歳〜11歳のピアノ経験です。
なんとも言えない時期になんとも言えないスパンで習ってました。笑
編曲の際にズバリ一番大事なもの。
それは「コード」だと僕は思います。逆に言うとコードさえわかれば音を聴き取れなくてもある程度予測して試行錯誤することが出来ます。
そんなコードについて紹介したいと思います。
小学校の時にピアノをやっていた方ならばこんな感じの3和音達を何回も目にしたことがあるのではないでしょうか?
1個目からC、G、F、G7ですね。
指の動きの都合上小学生のピアノの楽譜ではこういった形で書かれていることがほとんどですが、ちゃんとコードがわかりやすく書き直すとこうなります。
基本的にルートの音に対して3度と5度を足していますね。
これがコードです。C(ド)のコードは、ルートであるドに加えて3度のミと5度のソを加えたドミソになります。
今回は3和音と言うことでレを省きましたが、G7(シ、ファ、ソ)はソ(ルート)、シ(ソから3度)、ファ(ソから7度)のGの7thと言うコードになります。
さて、ここでタイトルを振り返りましょう。
「僕はギターでコードを学びました。」
そのまんまです。
コーラスもとれないし、まだ編曲も出来なかった頃の僕は当時同期に「なんでコードしってるの?」と聴かれたことがあります。
ズバリ一言。
ギターのコードを知っていたからです。
先ほどのピアノでみてきたコードをギターで弾いてみましょう。
この違いわかりますでしょうか?
必ず根音が一番下に詰まれます。これが僕にとっては非常にわかりやすかったのです。
はじめコードについて学んで行く時に「シレソ」ならルートは「シ」と勘違いしてしまうリスクもなきにしもあらずです。和音の団子みた時にピアノだと一番下にシがいる時も多いのですから。
しかしギターならば、特に僕が習っていたクラシックギターではコードを弾く前に根音をはじくことが多いのでコードが物凄くわかりやすいのが特徴です。
そしてギターを弾くことで(これはピアノでも可)コードの流れを体にしみ込ませることが出来ます。
例えば教本で一番最初に出てくる曲。D→A7→D→A7を延々と繰り返します。
これ実はルートと5度、トニックとドミナントの最も簡単とも言える進行です。指揮者がお辞儀をする際に鳴らす和音もC→G→C、ドミソ、シレソ、ドミソの同じ類いの進行です。
こう言うものが体の中で自然な音の流れとして蓄積されます。
そしてこれは採譜や編曲を行う上でこの上なく役に立ちます。次に来る和音がある程度予測できるようになるので山をはって聴くことができます。
また少し脱線してしまうと、飲み会等で僕は相方の愛明というボイスベーシストとセッションして遊んだりするのですが、コードを勉強し始めたことで彼との駆け引きがより楽しくなりました。
具体的に言うとGからはじまり、いつ終わるべきかずっとDで彼が探っている時に2人で探り合いをするようになりました。
「Gにおりたがっている…。がいつくる?」
がわかるようになったのです。
Gに降りれば終わりと言う場面でどこで降りるかの駆け引きが出来る、これは楽しいです。笑
コードを学んでおくことは、編曲だけでなく音楽を楽しむ上でも確実に有益なことです。
是非この期にコードを学びはじめてみるのも面白いかと思います。世界、変わります。
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