【アカペラ】ボイスパーカッションの種類!お父さんタイプそれともお母さんタイプ?


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A先輩を目指して!
世の中どこにいても何をしていても「先輩」は出来るものです。先日卒業した大学時代のサークルにもずっと「越えたい!」と思っていた先輩が居ました。とりあえず今回の記事ではA先輩とさせていただきます。

A先輩は僕より1つ上の代の先輩でして。
ずっとずっとA先輩に追いついてそして追い越したかったのですが、僕が追いついたと思う度に先輩も上達しておりまして。結局追いつく事無く先輩は卒業されてしまいました。

第三者から先輩と比較された際に面白い言葉を聴いたので記事を書いております!どうも!



先輩と完全同意!ボイスパーカッションは足し算ではなくかけ算!
以前サークルのOB・OGから現役サークル員までが一堂に集うパーティーで先輩と相席した際にこんな話をしました。

6人目のバンドメンバーとして他のメンバーとは違ったことをするボイスパーカショニスト。上手いパーカショニストは沢山居て1人で2人分の働きや3人分の働きをする人も居る。しかしながら本当に上手いパーカショニストは2人分の働きを出来なくてもバンドに「×1.2」をする事が出来る。

つまりバンドの演奏を2割増しにするような演奏をすることが出来ると言う事です。僕もA先輩も志すところはそこであったように感じています。しかし僕とA先輩ではそのアプローチが魔逆だなと思ったのでまとめて見たいと思います。


影から支えるお母さんタイプ
これは完全にA先輩です。
先輩はめちゃくちゃ上手いです。何よりテンポ感と拍感が安定していてお手本のようにバンドを影から支えるパーカッションを奏でます。

恐らく先輩は誰よりも周りに気を使って、周りを引き立てる打ち方をしているのではないかと思います。

結果として先輩のボイスパーカッションは曲を包み込むように、かつ下からしっかりと土台として支えております。まるで息子の背中をそっと押す母性に溢れた母親のような演奏なのです。優しく丁寧にそして時に力強くまるで影から家庭を支え守っている母親のような打ち方をしております。


強気で引っ張って行くお父さんタイプ
僕は完全にこっちです。
先輩と違うのは、周りを聴いて周りのやりたいことを察知した時にそれに合わせるのではなく「OK!よっしゃ!わかった!じゃあこうしよう!よし!俺についてこい!」とリードしていくところです。

周りの変化を察知したり、自分が何かしようとした際には、主にフィルイン等を使ってバンドにサインを出します。そして特定の動作をするようにしむけたリズムを打ち、メンバーに支持を出すようにしています。

結果として僕は息子の手を引いて歩く父のような打ち方をすることが多いです。家族の先頭に立ち家族の長として家庭を引っ張って行くような打ち方を好んでおります。

そのため僕は先輩のように優しく包み込む演奏が苦手です。笑
いずれA先輩のように安定した拍感で包み込むような演奏も出来るようになりたいものです…。


まとめ
余程特殊な曲やジャンルでない限り、ボイスパーカッションが曲の主役になることはまずありません。そのため、ボイスパーカッションのお仕事は曲の主役であるリードをサポートすることに尽きます。その過程で周りを見聞きし、しっかりとバンドに合わせて演奏をし、バンドの表現にかけ算をすることが大切なのです。

その過程で、A先輩の様に皆の表現の背中を押す打ち方と僕のように先陣を切って皆を引っ張って行く打ち方2種類あるのかなと思ったので記事を書きました。


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