「アカペラのオーディションで絶対に受かるにはどうしたら良いと思いますか?」
突然ですが質問です!
記事を読むにあたってまずはこの答えを頭の中でまとめてから読んでみてください!
※一度この問いに対する答えの記事を書いた記憶があるのですが見つからなかったのでもう一回書きます。
「アカペラのオーディションで絶対に受かるには絶対に落ちなければ良い。」
答えは物凄くシンプルです。
「絶対に受かる」には「絶対に落ちない」ようなパフォーマンスが出来れば良いのです。
絶対に受かるための条件をあげるのは物凄く難しいです。
- 音を外さない
- 走らないもたらない
- かっこいいリードボーカル
- かっこいいステージング
- ノリのよいリズム
- 本番で緊張しすぎない精神力
- 日頃からの愛される努力
- 日々の鍛錬
- ステージ慣れ
- 楽譜をしっかりと読み込む
- そもそも楽譜をしっかりと作り込む
- バンドカラーをしっかりと定める
- 衣装をしっかりと揃えてくる
- ライブのコンセプトにあわせた選曲をする
- ピッチを安定させる
- ベースのスキャットにも気を使う
- コーラスもグルーヴに敏感な演奏をする
- 歌詞解釈をする
- 盛り上がりを意識して演奏する
- 演奏前のMCをしっかりとやる
きりがない!
まじできりがないのです!
その気になれば朝までオーディションに受かるための要素を絞り出し続ける事ができます。
それぐらいにオーディションに受かるための要件って多いのですが、でも逆にこれが全部出来ていればオーディションに受かるのです。
果てしないように見えますが、落ちる理由を1つでも減らすのがオーディション通過への最短ルートです。
さてさて。
今日の本題はここからです。
「じゃあどうやったら手っ取り早くオーディション落選の理由を減らせるのか?」
これが本日のテーマです。
常に次のオーディションまでの時間は限られています。
限られた時間の中で何か目標を達成しようとした時にまずすべきは優先順位を考える事です。ここで多くのバンドが「音楽的な要素」ばかりに捕らわれがちなのが残念に思ったのでこの記事をかいているわけであります。
もちろん「音源審査」では「音楽的クオリティ」しか見られないので時間をかけて正直に音楽的クオリティをあげ続けるのが正解です。そういう意味では「音源審査」は正直者を選抜する審査とも言えるのです。問題はその後です。音源審査を通過し、実地審査までのこり数週間ですべきことを考える時には絶対に時間対価で考えないと音源審査から何も成長せずに実地でのオーディションになってしまいます。
皆さん。
オーディションに絶対に受かるための要素を書き出してみてください。
その中に時間対価が高いものがあります。
どれだけ上手くても所詮は学生です。
学生バンドの中にvoxoneが交じっているとかならば話は別ですが、同じようなレベルのバンドが団子になった学生バンドのオーディションでは見栄えが審査に影響することも多分にありえます。
衣装をしっかり揃えているバンドさんは見栄えが良いですし、同じ衣装を使い続ける事でそれがバンドのブランディングに繋がったりもします。
そして衣装だけではありません。
髪の毛のセッティングやお化粧もしっかりしましょう!
「ぼさぼさの髪に無精髭にしわだらけのTシャツに小学生男児のようなズボンの演奏者」と「綺麗に束ねられた髪にぴしっとアイロンがかけられたYシャツに磨かれた革靴を履いた演奏者」で第一印象が良いのはどちらですか?より準備をしてきた印象を受けるのはどちらですか?
もしもまったく同じクオリティの演奏で同じような曲想の曲を演奏していたとしたら間違いなく後者がオーディションに通過します。そもそも実地審査では「聴覚」に加えて「視覚」も審査の項目に入ってきます。目を瞑って聴いているわけではないので否が応でも人間である以上視覚の情報にも依存してしまいます。
音源審査に通過出来るほどしっかりと音楽的な練習をつんでいたらそこから革新的な成長はあまり臨めません。でも衣装を買うだけならネットでも注文出来ます。そこで見栄えが良くなって印象が良くなってオーディション通過に繋がるならば素晴らしい時間対価です。
外見のことを気にした時に「ステージング」を意識しがちですが、着ているものは着ている人を現します。
「外見は一番外側の内面」
なのです。
是非実地オーディションの前にはしっかりと衣装を用意し、髪の毛を切り、自分が一番かっこよく/かわいく見える状態にしておきましょう!
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