【アカペラ】同じ仲間!バンドメンバーを信用しよう!


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アカペラはご存知声だけで(時折ピアノやギターを用いる事はありますが)音楽を奏でる演奏形態の事を指します。そのため楽器を使って演奏をするときよりもよりストイックにお互いの音を聴く事が必要不可欠になります。

そうなんですよ。
人間の声で演奏しているので正しい音なんて鳴りっこないのです。そもそも楽器のようにチューニングをすることが不可能なので臨機応変にお互いに寄り添いながら歌う必要があります。そんなアカペラだからこそ、時にバンドメンバーに思いっきり頼る事も必要になります。



個人技を磨く事が一番大事
あなたのパートはあなたのものです。
どれだけそのパートが難しくてもそれはあなたのパート。言わばあなたに課された使命なのです。そのパートを歌えるようになることが最低限あなたに課された使命なのです。そのためには人を頼る・人に頼られる以前に自分のパートを歌えるようになる必要がありますよね。

リズムがとれない、音がとれなかったら、それは出来るようになるまでひたすら練習をするしかありません。基礎能力が足りない場合もあるでしょう。そうしたら毎日練習して基礎能力から上げるほか無いのです。

僕は自分が所属しているバンドでは直に結果を求める事はしていません。だから裏を返せば自分も直に結果を出すつもりはありません。結果なんて直に出るものではないのです。1年や2年やってようやく出始めるものです。

それでも練習時間を増やせば結果が出るまでの時間を短縮することは出来ます。2年かかるものが1年11ヶ月になるかも知れません。1年かかるものが10ヶ月ぐらいになるかも知れません。結果なんていつ出るのかわからないものですが、個人練習をして個人技を磨くのは信頼関係を築く上で欠かせない事です。


得意分野でバンドに貢献しよう!
とは言え、自分が苦手な事に時間を注力する程無駄なことはありません。例えば採譜。採譜が苦手なメンバーが1ヶ月かけてやるよりも得意なメンバーが3時間かけてやる方が余程効率的です。その分の1ヶ月で他の事が出来るのも事実です。

つまり自分が出来ない事は無理にやらない方が良いのです。でもね、やらないからには何かをやらなきゃいけない事は事実です。採譜が出来ないなら採譜をしないかわりにバンドの日程調整をするのも一種の貢献だと僕は思います。

自分が出来る事・自分が得意な事を探して自主的にそれをやれば良いのです。僕は先輩と組んでいるバンドでは自身が一番能力が低いを言う自覚があるのでせめて自主練習とレスポンスだけは気をつけております。スタジオの予約などは既に他のメンバーがやってくれているので、練習音源の録音と共有は絶対に他の人よりも先に自分がするようにしております。

なにもわざわざ出来ない事を無理してやる必要は無いのです。
自分が出来る事で皆のために出来る事を常に探し続けて誰よりも早くそれを自分の仕事にしてしまえば良いと僕は思います。個々人が自分が一番得意なところでバンドに貢献すれば良いのですから。


バンドメンバーを頼ろう!
僕はへんだ君(仮名)と言う後輩のことを心底尊敬しています。
彼はとことん他のバンドメンバーを頼る事に長けているのです。自分で努力したり自分で考えたりすることはもちろん大切です。しかし自分1人でやろうとしすぎて時間がかかりすぎてしまったらそれは迷惑行為です。僕はへんだ君は努力と頼ることに関しては本当に天才だと思っております。

彼は音とりをしている時にとれない場所や地声と裏声どっちで歌えば良いかわからない場所があったら練習の前日までに必ず楽譜制作者である僕にLINEをくれます。そうすることで練習前に未然に彼のフォローアップが出来るのでバンドの練習がより円滑に進むようになります。

彼は「これこれこうしたのですが、これこれがこういう風に上手く行きませんでした。自分なりにA案とB案を考えてみたのですが、どちらがよろしいでしょうか?」とめちゃくちゃ丁寧にその思考プロセスまで簡潔に伝えてくれるのです。そうすることで彼が考えている事もわかりますし、そこで「じゃあこっちで頼む!」と信頼関係も産まれるわけです。

もちろん頼るだけじゃだめですよ!
頼ったからにはしっかりとそこからまた更にもう一努力する必要があります。出来ない事は悪い事じゃないんですよ!100出来ないなら出来ないなりに100に近づけることが大切だと僕は思います。

その過程でメンバーを頼った方が100に近づくのならば頼るべきだと僕は思います。だって頼らないで30とかになってしまったら洒落にならないでしょう。100になったとしても時間をかけすぎてしまったらそれもそれで困りますしね。


まとめ
声だけで音楽を奏でるアカペラ。
より良い演奏をするためにはバンドメンバー1人1人の信頼関係と仲の良さが本当に大切になります。

1人1人が

  • 一生懸命個人技を磨いて、
  • 自分の得意分野でバンドに貢献して、
  • 苦手分野ではお互いを頼ることが出来たら、

恐らく自然をコミュニティーは良くなりますしバンド仲も睦まじくなるでしょう。


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