参考:【アカペラ】悩めるコーラスへ。アカペラアレンジを嗜む僕からのメッセージ。
以前こんな記事を書きました!
今日はこれに付随して「コーラス」ってどういうことなのか?
「上手いコーラス」ってなんなのか?
って言う所について言及する記事を書いて行きたいと思います。
僕が思う上手いコーラスに関しては
上記の記事を合わせて読んでいただけたら幸いです!
※結構な量の文章書いたので書き直したく無いのです。笑
こちらにリードって文字があります。
この黒くて太い文字がリードボーカルです。
「光が強ければ影も強くなる。」
それと同じでリードが輝くためにはより濃い影となるコーラスが必要なのです。
そしてコーラスが影としてしっかりと機能していると、何かの事故でリードが崩れてしまった際にも・・・
このようにしっかりとリードの輪郭が残ります。
例えば意図しない転調や突然の声枯れそしてリズムの乱れ。
これらは本番にはつきものです。どれだけ鍛錬をつんでいても失敗する時は失敗します。
そんな時にリードの調子に合わせて臨機応変に対応出来るコーラスって一種の最強のコーラスなんじゃないかなと僕は思います。
純粋にリードが崩れていない平常時にも
リードの表現したい世界をしっかりと汲み取り、スープに添えるパセリのような動きが出来るコーラスって最高のコーラスなんじゃないかと思います。
主役ではない。ぶっちゃけ居なくても良い。
それでも居ると何十倍も曲が良くなる。
これが良いコーラスなのではないかなと。
サークルの同期に僕がかなり信頼しているコーラスの女の子が居ます。
彼女はセカンドコーラスとしてサークル内のバンドで活躍していたのですが彼女とアカペラの話をすると彼女はいつもリードの子の話をしていました。
自己顕示欲が無いわけではないと思います。
それでも常に「リードが一番気持ち良く歌える環境」を1番に考えていたのです。
普段もリードが歌う音源を聴き込み「あの子の癖はこれ!」と言えるようになるまでリードの癖を研究していた時には驚きました。しゃくり1つ、ピッチの癖1つ、しっかりとリードの歌い方を聴き込んでいたのです。
所謂コーラスが一瞬リードをとる“おいしいポイント”でも自身のリードではなく、その裏でリードがトップに入り奏でているストリングスのパートが1番栄える術を考え続けていたときは流石にリード好き過ぎだろと思いましたが、
リードとハモると言うのはそう言う事なのだと思います。
コーラスは複数人で1つです。
そこに優劣なんざありません。
音楽経験の有無とかはどうでも良いのです。
その皆で作って行く中で、
互いの実力を認め合い、互いの実力を心から信頼し合っていなければハモるわけなんざないのです。相手の事を信頼していない状態で相手の声を聴いてもその声とハモれるわけがありません。ましてや自分の方が上手いと思っている人が相手の声を聴いた所で「自分に合わせさせなきゃ」とか「自分が合わせなきゃ」って思って終わるのが関の山です。
常に相手を聴いて一緒に作って行く意識を持つのが大切です。
強いて口の形を合わせるならば主旋律を歌うリードボーカルに合わせりゃ良いのです。
うーとかあーとかのロングトーンもお互いを信頼し合い互いに声を寄せ合えば誰に合わせるでも無くハモるはずです。
また苦手意識があっても他人に合わせるだけじゃダメです!
「私出来ないから合わせるよ」「僕苦手だから合わせるね」ではなく常に主体的に歌うようにしましょう!合わせたところでどんだけ頑張っても1人の力で出来るものしか生まれません。特定の人物に合わせるぐらいならば多重録音で良いんですよ!
アカペラコーラスでハモる上で大切なのは
①リードが好きな事
②実力を認め合う事
③信頼し合っている事
※②と③は1つにまとめてしまいましたが・・・。
の3つだと僕は勝手に思っております!
凄く精神論になってしまいましたが精神論であるが故に気付くことが大切です!
もしもギクってした方いらっしゃいましたら
明日のバンド練から是非ちょっと上記3つを意識してみてください!
バンドのコーラスが少しずつ変わるんじゃないかなと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。