先日母校に帰って
冬のサークルライブに出演する予定の後輩バンドのバンクリをして来ました。
久々にがっつり1日アカペラに触れることが出来て非常に楽しかったですし
何より後輩の成長を垣間みることが出来て凄く充実した1日になりましたッ!
そんなこんなで後輩バンドをいくつか見たのですが
バンドクリニックをしながら思ったのです。
「あれ?これ前回のバンクリでも言ったかも?」
さて!
何故僕は毎回バンクリで同じことを言っているのでしょうか?
もちろんそれが大切なことだから言っているのですが
その他にも1つ大きな理由があることに気付いてしまったのです。
決して後輩が覚えていないからではありません。
言われたことが出来ていないからでもありません。
毎回バンクリを受ける後輩が変わるから何度も同じことを言うのです。
思えばこれでバンクリさせていただくのはたぶん4回目でした。
初めてバンクリにクリニックする側で参加させてもらった時のことを思い出すと
当時と同じバンドが1バンドか2バンドしか居なかったことに気がつきました。
毎回行くたびに10バンド以上が参加するバンドクリニックですが
この2年間で殆どのバンドが入れ替わっているのです。
常にサークル内のバンドは流動的であり同じバンドが
2年間皆勤賞でサークルライブ出演バンドのバンドクリニックを受けることって
滅多に無いのだなとじわじわと感じました。
そう思うと僕は
バンクリで「良いこと聴いた!」「これは使える!」って思ったことは
どんどん受け売りをして行くと良いのではないかなと思いました。
初めてバンクリをするバンドさんには
もちろん初めてだからこその大切なことを言いますが
複数回目のバンドさんには既にその大切なことを伝えてあって
既に完璧に出来ている場合が多く散見されました。
もちろんクリニックする側も成長しているので
毎回少しずつ有益なクリニックが出来るようにはなっているのですが
根幹にある価値観とか音楽に対する見方はそうそう変わらないので
自分が先輩から聴いて「いいな」と思ったことは
是非ドヤ顔で後輩に話してあげると経験がスムーズに受け継がれて行き
歴史を重ねるごとにサークル自体がどんどん進化するのではないかなと思いました。
ぶっちゃけどんな人でも結局は半分近く、
ないしは半分以上が人から教わったことをそのまま自分の言葉に置き換えて言っているだけです。
なので
「これは良い」とか「これは面白い」とか
「これはもっともだな」と思った物に関しては
一度自分の中で落としこんで
自分の言葉で他人に発信してみると良いのかもなと思いました。
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