【アカペラ】僕が大好きな”2軍”と言う考え方


同期Tの言葉
突然ですが僕のサークル同期にはT君と言うベーシストが居ます。
記事を書くにあたってT君の紹介をざっとしておくと

1.Real Group大好き
2.普段の話し声が”ミ”(低い!)
3.3度の飯よりテニスが好き

こんな感じです。
普段の話し声も低く寝起きの電話とかマジで聴き取れない類いのT君なのですが
彼もなかなかの自己啓発人間でしてなかなかに魅力的な思想を持った人間です。

そんな彼の考え方のなかから今日は1つ。
僕が“イイナ!”と思ったものを紹介したいと思います。



2軍のコーラス
僕は彼の考え方の中で「2軍」の考え方が大好きです。

彼とは4年間で3〜5バンドぐらいでベースパーカスとして歌ったのですが
その中でも4年生の冬に大学卒業前にと1年生の子を誘ってバンドを組んだ時に
この「2軍」の考え方に魅力を感じました。

当時僕等は大塚愛さんのプラネタリウムと言う曲に取り組んでいたのですが
結成時期が冬だったと言う事もあり授業の最終発表や年末年始の予定など
色々なものがブッキングしてしまいなかなか6人で練習することが出来ませんでした。

アカペラバンドに置いて普段の和音合わせの練習などで
ベースやパーカスに比べてコーラスが1人欠けてしまう方が大きな痛手になります。
特にコーラスの1年生の子を誘っていただけにコーラスの練習が出来ないのは致命的でした。

そんな時にT君はいつも

「じゃあ今日は俺がセカンド入るね!mokabuuはトップ入って!」

と言う風に適宜空いたコーラスパートに入るようにしていました。

僕はバンドで自分が任されたパートは何があっても
自分が1番上手くそのパートを歌えるようにならなければならないと思って
日夜練習しております。

これを“1軍の理論”とするならばT君が実践していたのは“2軍の理論”でした。

必ず練習の終わりには

「2軍の俺とここまでハモれたから1軍(本来)の○○とはもっとハモるよ!」

とにこやかに話していたのです。

正規のメンバーほど上手く歌えないのは仕方の無い事かも知れません。
しかし他人のパートの音もしっかりと覚えておき
いつでも2軍の選手として他の人のパートに入れるようになっておく事は
物凄く大事なことだな
と彼と練習していて再認識しました。


まとめ
自分のパートは1軍選手として。
誰よりも上手く歌ってそのパートのプロになるつもりで練習しましょう。

そして他の人のパートは2軍選手として。
誰かが休んでしまった時に必要に応じて入れるようになっておくと
バンドにとっても個人にとっても大きなプラスになるのではないでしょうか?

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