もちろん本当に忙しかったり、時間や距離の制約があって出来ない事もあります。
しかしながらタイトルの通り「忙しい」と言うのは直接「出来ない理由」にはなり得ないのであります。
例えば社会人になったとしましょう。
すると「ここは外せない」と言う大切なプロジェクトを任されたりする時もあるかと思います。そう言ったときに他の事まで手が回らないのは仕方ないでしょう。寧ろ他のことに手を回さずに1点に集中すべき時もあるでしょう。
それでもそう言った時に他の事に手を回さないのは「忙しいこと」が理由ではありません。勘違いしがちですが、これは「今はプロジェクトが”忙しいから”他の事まで手が回らない」のではなく「今はプロジェクトに”集中したいから”他の事に手が回らない」のであります。
人間「忙しい」はやらない理由や出来ない理由にはならないのです。
1週間不眠不休で何かの作業に従事しなければならないときだってあります。社会人ならば仕事の案件であったり、学生ならばゼミの論文や学会での発表の準備であったり。そう言った時に他の事に手が回らないのもわかります。
しかしここでも理由は「忙しいから」ではありませんよね。
「疲れているから他の事をしている余裕がない」が本当の理由なのではないでしょうか?別に忙しくたって食事の時間や睡眠時間を犠牲にすれば時間をつくり出すことだって出来ます。
人間「忙しい」はやらない理由や出来ない理由にはならないのです。
僕が尊敬するサークルの先輩は社会人になってからも毎月深夜の練習に来てくださいます。そんな先輩と練習終わりに少しお話する機会があった時に先輩は「バイタリティが大切」とおっしゃっていました。
参考:バイタリティは大切。
社会人の休日。
一週間の疲れをとるために寝て過ごす人も入れば趣味に没頭する人も居ます。どちらがどうこう言う話ではありませんが、時間は作ろうと思えばつくり出せるのです。忙しかろうが、疲れていようが、ようは「その気」があれば人間って大抵の事は出来るのです。
逆に「忙しい」を言い訳にしていては何も出来ません。
僕自身ちょっと疲れがたまるとすぐに何もしなくなる人間です。
だからこそ自戒をこめて。
「忙しい」は「出来ない」理由にはならない。
「忙しい」を言い訳にしてただ「やらない」言い訳をしているだけである。
来年から僕も社会人です。
恐らく毎日毎日朝から晩まで仕事をして沢山の疲れがたまると思います。そうなった時にどれだけ趣味の時間を作れるか、どれだけ休日を有効に使って色んな経験を自身に投資出来るか、恐らく僕の「やる気」次第なんだと思います。
趣味のアカペラ活動だってバンドメンバーの理解さえ得られれば金曜日の深夜や土日に行う事も可能です。平日の退社後の時間だって自分の自由時間です。ようはその時間に何をするか、自分の意志の強さなんだと思います。
「忙しい」を言い訳にせずに来年以降もブログもアカペラも続けて行けたらなと思います。
参考:【読書感想文】岩本悠「流学日記」を読んで③【意思決定!出来ないのかやらないのか!】
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