【アカペラ】オーデョションの音源審査で気をつけて欲しい事


音源審査してきました
お久しぶりです。

僭越ながら週末に出身サークルの新歓ライブの音源審査に関わらせて頂き
記事を書き溜める事が出来ず数日間ブログをお休みしておりました。

また来週以降は平常運転に戻れると思うので
是非たくさんの方に読んで頂けたら幸いです!!!

さて。
その音源審査の際に総評を書いて来たのですが
せっかくなのでブログでも公開することで
より1人でも多くの方にとって考える機会になれば良いなと思い
記事にしました。

以下音源審査を行った際の総評です。

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①音源の録音環境について
今回審査をするにあたって最終的に合否に悩んだバンドさんの演奏の中で
「録音の環境」が合否を分ける大きな要因になりました。
もちろん全員の歌がしっかりと聴こえると言うところもそうなのですが、
それ以上に演奏の前後を間で損をしているバンドさんが多かったように感じます。

例えばカウントが入ってから音を確認したり
歌い終わるや否や雑談を始めていたり
前後の間で損をしているバンドさんが多かったです。

もちろん演奏そのものの質の向上も大切なのですが
全く同じレベルのバンドが2つ均衡した際にそういった細かい演奏への真摯さで
損をしてしまっていたバンドさんが多かった
のが非常に勿体なかったです。

今一度ステージや演奏に対する態度を見直す機会にして欲しいなと思います。


②楽譜を作る・歌うと言う行為について
多くのバンドさんが楽譜に置かれた音を正しく気持ちを込めて
それぞれのバンドの色で表現することが出来ていました。
非常にハイレベルな演奏が多かったと思います。

その中で「楽譜の音が間違っている」バンドさんや
「楽譜の段階でリズムがハマっていない」バンドさんが居たのが勿体なかったです。

楽譜の音を正しく歌うことは出来ています。
だからこそあからさまにもとの楽譜の和音がコードにハマっていなかったり
コード進行に違和感や不快感を感じるレベルのズレがある演奏があったのが
非常にもったいなかった
です。

アレンジャーの皆さん。
これは楽典を1冊購入して読んだり
プロのバンドの楽譜を採譜(及びにカバー)を行う事で
培う事が出来る”ノウハウ”です。

知っているか知らないかの知識の部分で
歌うことが出来るのに歌うものが間違っている状態で損をしてしまうのは
非常に勿体ない
なと感じました。

バンドメンバーの皆さん。
アレンジャー(及びに採譜者)は神様ではありません。
人間です。
だから時には失敗もしますし間違う事だってあります。

だからこそ練習中に少しでも「ここおかしいかな?」と思う箇所や
「こうしたほうがよいかな?」と思う箇所があれば皆で議論して
バンドの演奏を作って行くように意識出来ると良い
と思います。


総評の結び
今回惜しくも思うような結果に繋がらなかったバンドさんは
是非難しい事は考えずに「基礎」の部分をもう一度見直してみてください。

しっかりと皆で発声練習はしているか?
バンド単位でリズムの基礎練習は行っているか?

千里の道も一歩から。
曲を通したりかっこ良い歌い方を追求する練習に加えて
基礎練習(いつも全体会始まる時にやってるよね!)をバンド練でも
しっかりと実践していくとより魅力的な演奏になると思います!


まとめ
1年生2年生を対象にした総評なので
凄く基本的な内容におさまっていますが

是非いろんなサークルの1年生2年生には
意識してもらいたいなと思います。

僕自身4年間歌ってくる中で気付いた事ですが
特に録音やアレンジのことは僕自身
1年生のうちから意識したかったことです。

自戒も込めて
せっかく書いた総評だったので
ブログの方にも転載させていただきました。


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