僕は「歌が好き」と言う理由ではアカペラサークルには入りませんでした。
もともと軽音サークルで「ドラム」を叩こうと思っていたのですが、あまりサークルともあわず燻っていたところを、友人からスカウトされてボイスパーカッションにチャレンジしました。
しかし!
mokabuu.comの読者ならもうわかるだろう!
ボイスパーカッションって上手い人から順に誘われるんだな。
つまり!
初心者で1年生の途中から入った僕はバンドに誘われないんだな。
—
今日はそんな僕と同じような悩みをもった子羊ちゃんに向けて記事を書きたいと思います。
僕はまず大事なのは得意なことを1つ作ることだと思います。
言い換えると「周りの先輩や同期が自分の演奏を聴いたときに何を褒めたら良いかわかりやすくする」のが大事だと思います。
理由は2つです。
①褒めてもらうことで、周りの同期に「こいつ上手いかも?」とブランディングできる
②誰にも負けない強みを1個つくることで自信やモチベージョンになる
僕はボイスパーカッションを始めたときはテンポキープや裏拍を上手に使うのが苦手でした。
これはボイスパーカショニストにとって致命的です。そこで僕は、苦手要素とは一切関係のない「手数」と「音圧」をひたすら磨きました。
どんなライブに出ても音圧と手数だけでは負けたことないですし(安定感ではボロ負けでしたが)、そこだけは自信がもてるようになりました。そして音がでかい、連打が回る、と言うだけでその手の曲(VanCanto, Naturally7 etc…)をやりたいときは僕にオファーが来るようになりました(ヤッタネ!)。
最初ななんでも良いんです。
まずは自分が誰にも負けない得意を作って見てください。
同期に「あいつ上手い!」と言われるのと、先輩に「あいつ上手い!」と言われるのでは明らかに後者の方が自身のブランディングになります。
しかし同期よりもアカペラ経験があって耳が肥えた先輩たちに「上手い!」と言わせるのは簡単なことではありません。
そこで自身のメンターとなる先輩を探してください。先輩に上手いと言わせるためには、先輩の視野・視座でフィードバックをもらうのが大切です。自分が気に入った先輩にひたすら弟子入りすると良いと思います。
僕は「音色は6個上の先輩」「組み立ては5個上の先輩」「基礎は3個上の先輩」「フィルは2個上の先輩」「テンポキープは1個上の先輩」から教わりました。
まずはどこから始めたら良いのか、自分の強みはなんなのか、どうやったら誰にも負けない得意をつくれるか、先輩に相談してみるのも良いと思いますよ!
僕はアカペラサークルに入ってからボイスパーカッションのことで同期と自分を比べて競ったことはほとんど無いです。
1年生の秋ぐらいまでは同期と競っていたのですが、それじゃいつまでたっても先輩には追いつけないと思ったので、先輩と競うことにしました。
そうなると、
「1.得意なことを1つ作ろう!」
で見つけた自分の得意分野は「先輩にも負けない得意」である必要があります。
当然、得意分野を得意分野として確立するまでは先輩の方ができるでしょう。でもそこで心折れずに、どこまで自分の得意を磨けるかが勝負だと思っています。
そして、得意分野で1つ先輩に勝てたら、次は第2の得意分野をつくれば良いと思います。
どっかで同じようなこと書いたなと思ったら、こんな記事ありました。
合わせて読んで見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。