先日こんな記事を書きました。
参考:【アカペラ】後輩とバンドを組む前に絶対に覚悟して欲しい11の事
今度は逆の立場から。
先輩と歌う際に大切にしたい事を箇条書きにしたいと思います。
- 先輩はあなたの先生じゃない
先輩はあなたからお金をもらってあなたにアカペラを指導する先生ではありません。なんでも教えてもらえると思ったら大間違いです。なんでもかんでも先輩を頼らずに、しっかりと自分で努力することを忘れないようにしましょう。 - 先輩はお手本になります
先輩はあなたの先生ではありません。先生ではありませんが身近なお手本になります。先輩がどういう意図を持ってどのように楽譜を作っているのか。場面場面で先輩はどのようにバンドの舵を切るのか。先輩は何を考えながら歌っているのか。1つでも多く盗むつもりで観察してみてください。沢山学べる事があるはずです! - 先輩もあなたと歌うのを楽しみにしている
あなたが先輩と歌うのを楽しみにしているように先輩もあなたと歌うのを楽しみにしています。そして先輩もあなたと共に切磋琢磨して成長して行きたいと思っているはずです。楽しみなのは先輩も一緒なので「音とりをさぼる」「練習に遅刻する」などの人として基本的なところを疎かにし先輩をガッカリさせないように気を引き締めて練習に臨むようにしましょう! - 自分に出来る事を探そう
先輩とバンドを組んだ時なかなか音楽面で貢献することは難しいです。なんなら迷惑を書けてしまう事の方が多かったりします。そんな時に音楽面以外で自分がバンドに貢献できる部分を探しましょう!日程調整でも練習音源の録音でもなんでも良いです!何か「これは自分の仕事!」っていうものを1つ見つけるようにしましょう!ちなみに僕は自主的に録音をしそれをその日のうちにバンドに共有するようにしています! - とりあえず試してみよう
先輩は何かしらの経験に基づいてあなたにアドバイスをしてくれます。時には納得がいかないアドバイスもあるかと思いますがとりあえず黙って試してみましょう。意固地にならずに柔軟な頭で先輩が何を考えて自分にそのアドバイスをしてくれたのか考える事も大切です。 - 3ヶ月〜半年は試し続けよう
1回試しただけで「元のやり方の方が良かった!」とは言いがたいです。人には「慣れ」と言うものがあります。もしもアドバイス通りやってみて上手く行かなくても単純に自分がそのやり方に慣れていないだけの可能性もあります。石の上にも3年と言いますが、とりあえず石の上にも3ヶ月は座り続けてみましょう。その上でそのやり方が自分のものになった時にそれでもしっくり来なかったら元のやり方に戻しましょう。もしかするとその3ヶ月で全く新しい革新的なやり方を見つけられるかもしれません! - 反応は直にしよう
先輩がバンドラインに問いかけをしてくれた時には直に反応をしましょう!また楽譜を作ってもらった時には必ず「ありがとうございます」の一言を忘れては行けません。サークルだろうがなんだろうが挨拶はコミュニケーションの基本です。先輩も人間と言う事を忘れずに、どうやったらお互いに気持ちよくバンド活動が出来るか考えて行動しましょう! - 時には思い切り甘えよう
何か壁にぶち当たった時は思い切って先輩に相談してみましょう。もちろん自分1人でしっかりと考えて練習した上での悩み事を相談してください。何も試行錯誤せずに直に相談するのはダメです。その上でやってみてどうしてもダメだった時は次の練習までに相談することで、先輩も代替案を考える事が出来ます。代替案を考える事でバンド練の進行がスムーズになり、あなた一人のためにバンド練が滞ってしまうことが無くなります。 - 成長は恩返し
あなたが努力して昨日出来なかった事が出来るようになった時に嬉しいのはあなただけではありません。隣で一緒に歌っている先輩もめちゃくちゃ嬉しいものです。お世話になった先輩に恩返ししたかったら一生懸命練習して上達するのが一番の恩返しになります。1日でも早くバンドに貢献できるように予習復習に励みましょう! - 楽譜は穴があくまで読もう
先輩がバンドの曲を選んでくれた時は必ず意図があります。先輩のオリジナルの楽譜ならば尚更です。その楽譜・曲で自分が何を期待されているのか楽譜を何回も読んでしっかりと理解しておくようにしましょう。もしもどうしても分からない箇所があれば楽譜を作ってくださった先輩に聴いてみるのが一番です。そしてもしもあなたのパートに無茶ぶりがあったならそれは期待の現れです。全力で取り組んで決めましょう! - 恐れずに自分の意見を言おう
先輩後輩と言えど同じバンドのメンバーです。もしも思う事があったのならばしっかりと自分の意見は言うようにしましょう。言いづらい事があるならば比較的仲の良い先輩に個人的に相談してみるのも1つの手段です。また自分のパートとにらめっこして「ここはこう歌いたい!」と思う所があった時は是非バンドに相談してみてください!僕のパートはボイスパーカッションなので僕はいつもこっそり色々試しちゃってます。ベースの先輩いつもご迷惑ばかりおかけしてごめんなさい…。
大事なのは何かあったときに他人を理由にしないことです。
「先輩が教えてくれないから、先輩の楽譜が悪いから、先輩が話を聴いてくれないから…。」
これらは全て
「自分が努力しないから・聴きに行かないから、自分が楽譜の改善案を提示しないから、自分が意見を伝えようとしないから」
と考えることも出来るはずです。
「先輩に意見を言うのが難しい!」
と思う方も居るでしょう。僕もそうです。寧ろ大多数の人が先輩とのコミュニケーションに苦手意識をもっているのではないでしょうか。それでも時には思い切って自分の意見を言ってみる事も時には大切です。
しっかりと自分の意見を正しく、そして相手に不快感を与えずに伝えるためにもコミュニケーションをとる上では距離感には気をつけましょう!体育会系の部活動出身の方は音楽系サークルの上下のゆるさについて行けず先輩との距離を置き過ぎる傾向が見られます。逆に音楽系の部活動出身の方は人によってはいきなり至近距離でコミュニケーションをとられることを嫌う人もいると言う事を念頭に置くようにしましょう。はじめは手探りになりますが、それは先輩も同じです。
バンドとして活動して行く中で徐々に最適な距離を見つけコミュニティとしてバンドを塾生させていくつもりで、互いにコミュニケーションをとれるとバンドって上手く行くのかなと思います。
「先輩に甘えるのではなく常に主体的に!」
憧れの先輩と歌える事ってこの上なく嬉しいですよね!
先輩から沢山学びたいって期待している方も多いかと思います。僕もそうでした!
だからこそ
憧れの先輩と素敵なバンドを作って行くためにも常に「主体性」を持ってバンド活動に臨みましょう!
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