【アカペラ】先輩にフィードバックを求める時は先輩を選んで!先輩はフィードバックする時は嘘はつかずに!


まえおき
先ほど会社からの帰り道で「TRY-TONE渡辺愛香さん」の脱退のニュースを見まして。
全然実感が沸きませんしショックを隠しきれません…。

参考:http://www.try-tone.net/top.html

思えばTRY-TONEさんの演奏を生で聴いたのは昨年の夏のライブが最後でした。
TRY-TONEさんのMCから伝わってくる仲の良さや満面の笑顔でのステージが本当に好きだったので、もうあの5人でのステージを見る事ができないかと思うとかなりショックです…。これからTRY-TONEがどうなって行くのかまでは明記されていませんでしたが、今後も応援していけたらなと思います。

暗くなってしまいました!どうも!
実際日本全国のアカペラーがショックを受けているのではないかと思います。
そう思うとやっぱりTRY-TONEも渡辺愛香さんも偉大だなと思います。

今日の記事はそんなTRY-TONEとは一切関係ないのですが、
「先輩にフィードバックを頼む時の話」「先輩がフィードバックを頼まれた時の話」についてです。



先輩は嘘をつかない
フィードバックをする時に「嘘をつかない」ことはこの上なく大切だと思います。

「全音符」を「四分音符」と言う等の嘘は論外ですがそのような嘘だけではなく
先輩は“自分と言うキャラクターに嘘をついて理想の先輩を演じる事”をするべきではないと僕は考えています。

例えば僕であれば
1.絶対に答えを教えない事をモットーにしており
2.練習を見る時は啓発的に気付きを与えるように練習を見ます
3.ピアノ・ギター・ドラムから音楽に入ったこともあり
4.常にアカペラに懐疑的で楽器の演奏(オリジナルのオリジナル)とアカペラを比較したがり
5.その上でアカペラである意義を問い続けるフィードバックをします

こんな感じです。

これって「mokabuu.comの中のやつはこんなやつだ!」とわかった上で
“フィードバックください”って頼んでくれる人には凄く有益なものに出来る自信がありますが
僕が僕のアカペラ観やフィードバック観に合わない人の練習を見ても
「なんかアイツの言っている事納得いかねーな!」ぐらいにしかならないと思うのです。

実際僕が学部生のころも重い腰をあげて先輩にフィードバックを貰いに行っても
相互が完全に納得した上で有益な練習にすることって凄く難しかったように感じます。

先輩にフィードバックを貰うために先輩に連絡を取る際に先輩の特徴がわかっていると
後輩も「今の課題」なら「誰に聴くべきか」がてっとり早くわかって良いのではないかなと思うのです。

更に後輩に「練習を見てください」と頼まれても自分が特化した内容で無ければ敢えて他の同期や先輩を紹介するのも良いのではないかと思います。自分が90しか教えられない事を自分が教えるよりも、自分の同期にそのことに特化した奴がいるならばそいつが100教えた方が合理的です。なんなら自分もそいつのバンドクリニックを聴講したい場合だってあります。

僕は後輩の悩みを聴いた上で自分が練習を見るのがベストだと思えば自分が見ましたし
逆に自分以外の誰かが見た方が明らかに良いとわかっている場合には
自分だけではなくその自分以外の誰かにも頼み込んで一緒に行ってもらうようにしていました。


後輩は一歩踏み出す
そして後輩目線から。
先輩にフィードバックを求める時には常に勇気がいるものです。

僕は1年生でサークルに入った時にかくかくしかじかあり、
誰よりも1番上手いボイスパーカショニストになりたいと思っておりました。
そして自分なりに考えた結果、当時サークル内で神と崇められていた
社会人3年目の見ず知らずの先輩に弟子入りをしようと決めました。

Facebookで先輩を捜して何度も何度も文章を読み直して
心臓を爆つかせながら先輩にメッセージを送った日の事を
今でも心臓が覚えております。笑

幸いサークル自体が20年の歴史を持つサークルだったので
OBと合同で行われる年間イベントなども充実しており比較的先輩に甘えるためのハードルは
低かったのが幸いでしたが、それでも怖いものは怖かったです。

それでも思い切って踏み出した一歩は大きな成長に繋がりました
何よりそれがきっかけで沢山の先輩方に名前と顔を覚えてもらえて
その後のアカペラ人生に置いて大きな起点となりました。

事実自分が先輩と言う立場になってみるとどんなに生意気な奴でも成長意欲が強くて
大きな勇気を持ってこの小さな一歩を踏み出せる後輩って可愛いものです。
積極的に色んな先輩と関わって行ってその中で「この人に痺れる憧れる」って先輩を見つけ
弟子にしてもらいガッツリ学ぶことが出来ればアカペラってもっと楽しくなる
と思います。


最後に
今回はサークルの例をあげて記事をかきましたが
積極的にライブ等に出演しサークル外の先輩から沢山学ぶ事だって出来るかと思います。
もしくは学生ですとイベントにゲストでプロの方がいらっしゃっている事も割と多いので
そこで思い切って悩みを相談してみるのも良いかと思います。

勿論プロの技術を教えてもらおうとしているのですから
なかなか無料でとは行かないかもしれませんが
お金を払ってもプロに教えてもらえる機会なんてそうそう無いものです。

何事も一歩踏み出さない事には変わりません。

踏み出す人は踏み出す勇気を、
そして受け入れる人はミスマッチを防ぐためにも嘘をつかない事を
気をつけて行けたら人生もっと華々しくなるなと思いました。

e222232e20b054e18ceddb7e73fd0a9f_s


最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。


コメントを残す