僭越ながら今から一ヶ月程前にサークルの後輩が企画してくれた「ベース&パーカス合宿」に講師として参加させていただきました!
ボイスパーカッションを初めて早4年目、講師は今年で3回目、流石に僕も毎年進化していまして。自分が1年生2年生の時にもこんなイベントがあったらなと思いながら準備したり当日話したりしてきました。
合宿はだいたい3部構成で
- スタジオでの課題曲練習会
- 座学
- スタジオでの自由曲練習会
と言った感じの進行でした。
僕は今回ボイスパーカッションについて話したので、ボイスパーカッションの方で参加していた後輩に限定しますと特に2人の後輩の成長に感動しました。
勝手に名前を載せるのもアレなので仮名で書かせていただきます。
1人目は今年サークルに入ってくれた1年生の「なんなん君(仮名)」です。
1日目の「課題曲練習会」ではその場に居合わせた全員が1人ずつ「ハナミズキ」を歌いそれにフィードバックをすると言うものでした。
この「なんなんくん」はこの日が「初めてのボイスパーカッション」だったらしく最初は本当にボイスパーカッションの事が何もわからないのが全身から伝わってきました。しかし結論から言ってしまうと彼は「シンコペーションの打ち分け」が出来るようになって帰って行きました。
凄い事です。
彼は他の参加者がフィードバックを受けている際に自分のことかの用に必死にそのフィードバックを聴き、自分が言われた事意外のことにもちゃんと神経を使って練習していたのです。
他人が目の前でおかした失敗は絶対に繰り返さないところに彼のプロ意識の高さを感じました。
「他にもわからない事があったら恐れずにしっかりとわからないと言う」ところや「ちゃんと常に考えて常に疑問に思ったところは踏み込んだ質問をする」ところに初心者ながら彼のプロ意識を感じました。
僕はこう言う後輩を心より尊敬してます。
2人目は昨年サークルに入ってくれた2年生の「ゴキブリ君(仮名)」です。
彼はその場に居た人間の中で唯一僕が座学の為に作った教本の誤植を発見しました。
彼は昨年もこの合宿に参加してくれた後輩です。
つまり、昨年度の復習をちゃんとした上で昨年と言っている事が変わっていたところにちゃんと着目していたわけであります。しっかりと自分で勉強をして、しっかりと自分で教材をおいつつ僕の話を疑って聴いていなければ出来なかった指摘です。
具体的に言うと、埋め込んだサンプルの楽譜のオープンハイハットとクローズハイハットを間違って打ち込んでいたのです。これ僕もパーカショニストだからわかりますが、90分とか120分講義をされたらなかなか気付きませんよ!普通は注意力が散漫になってしまいます。
それにちゃんと勉強をしていなければハイハットの誤植に気がつく事は難しいかと思います。全体の前で質問しなかったことはいただけませんが、彼の学習意欲にもプロ意識を感じました。
尊敬します。
こんな感じの素敵なHPや先ほど挿入した教材も用意して、3年目、おそらくこのサークルで僕が参加できる最後のベッパー合宿に講師として参加してきたわけであります。
僕らが1年生の時はこういったイベントはありませんでした。
なので今年参加してくれた後輩には是非こういったイベントをいかしてそこで学んだ事を自分のものにしていってくれたらなと思います。
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